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FC東京ナビスコカップ優勝!!(04年回顧録)

FC東京
01 /09 2005
2004年11月3日
この日は東京サポーターにとって生涯忘れられない日となった。

この日は
ナビスコカップ決勝戦!!
個人的に最も獲得を期待するタイトルである。

Jリーグには三大タイトルと呼ばれるものがあり、
内訳はリーグ、ナビスコカップ、天皇杯の三つである。
最も価値が高いのは当然リーグタイトル。
長期間に渡ってコンスタントに高い力を維持した者だけが
獲得を許されるタイトルである。
(今年迄2ステージ制なので、欧州に比べると圧倒的に短いが。)

その3大タイトルで、ナビスコカップ獲得を望む理由。
それは3つある。

1つは現実的な問題。
最も価値のあるリーグタイトルを獲得する為の課題が
東京には多すぎるのだ。
五輪やA代表が抜けた時の穴を埋める選手層。
優勝<争い>経験の少なさ。
そして、何より若いチームであるが故の波の大きさ。
勿論目指して応援しているが、本気度はやや低い。

次は日程的な問題。
天皇杯決勝というのは毎年元旦に行われている。
その時他のチームは・・・?
ほぼ間違いなくオフである。
天皇杯で負けると途端に今季全日程終了となるのである。
逆に言えばオフを潰して戦っていると言える。
実は近年、元旦優勝するとその年は不振に陥るという
何とも不吉なタイトルになっているのだ。
清水が優勝した途端に不振に喘ぎ、
昨年優勝した京都は何とその年に2部落ちし、
今年優勝の磐田は現在2ndステージで下位に沈んでいる。
また、天皇杯を優勝すると
アジアチャンピオンズリーグに出場する事となり
タダでさえ短いオフが更に短くなるのだ。
現状のままではサッサと負けた方がお得と考えるのも
間違いではないと思う。

最後に、決定的な理由が!
ナビスコカップというのは若手の大会と言われており、
東京のような若いチームにもってこいなのである!
日程は代表戦の裏で組まれるような事が多く、
その穴をいかに若手で埋めて勝利するか、という大会なのだ。
カップ戦なので飛び飛びに試合が組まれている為
集中力の持続は必要とされない点も東京にとってありがたい。

前置きが異常に長いが、話はようやく当日の朝に移る。

当日の体調は風邪で全く優れなかった。
会場は俺達の国立。
本来なら8時半に到着する予定だったのだが
試合中具合が悪くなってはまずいので開始1時間前の13時に着いた。

会場に入ると当然サポーターで既に満員だった。
覚悟はしていたが、3対7で圧倒的に赤が多い。

昂ぶる気持ちを抑えつつ、東京サポーター席へと向う。
ようやく着くと、周りの雰囲気がいつもと違う事に気付く。
東京サポーターは初めての決勝を前に完全に
舞い上がっていた。
もうみんなこの場にいる事がうれしくて仕方が無いようである。
何処を見渡してもニヤニヤニヤニヤ。

やがて、浦和サポの応援が始まる。
ロッドスチュワートが原曲の何だかカッコイイ応援歌だ。
こちらは負けじと東海大のアイデアを元にした
ティー!オー!ケーワイオー!
と最高にカッコ悪い掛け声で応戦!
まだまだ舞い上がる東京サポーターは、
オーレーオレオレオレー!
オレオー♪オレオー♪
と最高に下らない掛け声!
間違いなく今年一番下らない掛け声だw

そんな事をしていると時間はあっという間に過ぎる。
赤の声でかき消されつつあるものの、
You'll never walk alone
を一生懸命歌って選手をお出迎えする。

そして、試合開始!
原監督就任時での原点である、
高い位置でプレスを積極的に仕掛け、
そこからの早い攻撃を次々と繰り出す東京が優位に試合を進める。
久々にワクワクするようなサッカーを展開してくれている。

しかし、相手は目下リーグ独走中のチーム。
中途半端にボールを奪われると一気にカウンターでピンチに陥る。
そして、続けざまに三浦、ジャーンがイエローを頂戴する。
心に暗雲がたちこみはじめる。

そして前半29分。東京に悪夢が襲い掛かる・・・。
DFジャーンがこの日二枚目のイエローで退場!
うずくまり、号泣するジャーン。
早くも東京は10人での戦いを強いられる。

原監督の采配はボランチを一枚削り、DFと交代する策を取る。
攻撃の手を緩めるとかえって防戦一方となると読んだようだ。

こちらが10人になって以降相手もややペースダウンし、
前半を0-0で折り返す。

10人とはいえ、俺は全く望みを捨てていなかった。
そう。俺達は10人でまとまった時の怖さを、
準決勝で緑に嫌というほど教えられたからだ。
その教訓を今こそ活かすべきなのだ!

後半が始まると、何と東京が優勢に試合を進める。
CKや流れから、ケリー、茂庭、石川が一度ずつ決定機を迎える。
しかし、コトゴトク決めきれず当然流れは相手へ。
後半20分過ぎると徐々に反撃のサポートが遅れ始め、
ほぼ一方的な展開へ。

交代選手を投入するも相手の流れを食い止めるには至らない。
永井、エメルソンらに次々と決定機を作られるが、
いつも以上に集中力の高い東京の選手達が必死に食い止める。
しかし、それでも隙は出来てしまう。
後半終了間際に田中達也ドンピシャのヘディングを打たれる!
万事休す!と思われたがボールはバーに弾かれる。
ここは俺達の国立。運は確実にこちらにあった。
後半も何とか0失点で切り抜け、延長へ持ち込む。

円陣を組み、仕切りなおした延長戦。
入ったら終りのVゴール方式である。
若干のインターバル等気休めに過ぎなかったようで、
やはり防戦一方。
延長戦通じて一度しかチャンスを作れない。
しかし、守備の集中力は恐ろしく高い!
ギリギリの攻防で球際の強さを発揮していたのは東京の選手達だ!
チーム一丸となり、ゴールを死守する。
シュートの嵐に30分持ちこたえ、延長戦をも0失点で切り抜ける!
PK戦突入である!

正直、この時点で俺は半べそをかいていた。
もう勝負がどう、なんてどうでも良かった。
サポーターがこんな事ではいけないのかもしれないが、
120分間素晴らしい闘志を見せてくれた選手に
感激を抑えられなかったのだ。
この姿が見れただけで俺はうれしかった。

イカンイカンと思い涙を堪えつつ、PK戦を見守る。
東京が先行で始まる。
幸いこっち側のゴールで行われたので、
味方には声援を、相手には思いっきりブーイングを浴びせる。

二人目まではお互い順調に決めたものの、
相手の3人目が外す!
やった!!これで優勝はかなり近付いた、と思った次の瞬間、
東京の4人目が外す!
ハッキリ言って嫌な展開。
ところが、何と浦和の4人目山田のPKをGK土肥が止める!!
これで東京は5人目が入れれば優勝決定である。
ドキドキしてキッカーに目をやるとそこに立っていたのは・・・
何と右SBの加地!!
日本代表ではあるものの、とてもPKの上手い選手とは思えない。
実際、PKを蹴ったのは久しぶりだったようだ。
期待と不安の入り混じった中、加地が蹴ったボールは・・・
GKの逆を突き、右隅へ突き刺さる!!

 FC東京優勝!!!!

初タイトル獲得!!

決まった瞬間、
俺は泣きながら隣の見知らぬ東京サポ(♂)と熱く抱擁!!
もうとにかくうれしくてハイタッチしたり、
マフラーぶんぶん回したり手すりにぶつけたりと、
とにかく狂喜乱舞!

間違いなく人生で最高の瞬間の一つだ。

少し落ち着きを取り戻した頃、表彰式が始まる。
チームの表彰に続き、MVPが発表される。
MVPは・・・
GK土肥!!
彼はPKを止めただけでなく、試合中も決定機をことごとく防いだ。
リーグ戦での不調が嘘のようだ。
完全に去年までの土肥が復活していた。
おめでとう土肥!!

しかし、この勝利は全員でもぎ取ったもの。
全員の活躍が無ければ優勝は有り得なかっただろう。
正にチーム一丸となって掴んだタイトル。
これを活かすも殺すもこれからなのだ。

次のステップは天皇杯?
NO!天皇杯は不吉だ!!
そう!次はリーグタイトルだ!

東京よ!
目指せリーグ初優勝!!
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いぎーた

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