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日本人と決定力 第84回全国高校サッカー選手権 3回戦 鹿児島実業×徳島商業[生観戦]

高校年代サッカー
01 /04 2006
寝正月そのままに遅く起きた朝。
既に外は日差しが強く射していました。
雑煮をもごもごと食べてゆらゆら身支度。
ふらふらとした足取りで外へ出たおれをキンとした冬の空気が出迎えようやく意識がハッキリし始めました。

駒沢競技場の空もやっぱりキンと晴れていました。
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対戦カードは鹿児島実業×徳島商業。
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こちらが鹿児島実業の応援。
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部員だけでなく管楽器がいてチアガールまでいます。
ヤマトなど伝統の曲を重厚な声で歌うのがメインで管楽器やチアガールが彩る風合い。
チアガールがボードを掲げたりとレパートリーも豊富でした。

こちらは徳島商業の応援。
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こちらも部員だけでなく管楽器、そして普通の生徒による応援。
こちらは管楽器による応援がメインで声が要所で入るといった具合でした。

応援は場数の差か鹿児島実業がやや優勢でしたが徳島商業の管楽器も頑張って応戦していました。

試合はというと、こちらは終始鹿児島実業ペースでした。
最初からトップギアで入った鹿児島実業が4分に9栫(かこい)選手が早くも先制すると、10分に11迫田選手が追い討ちをかけました。
その後は膠着状態に入りましたが、それは徳商が反撃したからではなく鹿児島実業が意図的にペースダウンしたからです。
事実、徳商は殆どシュートを打てず、逆に鹿実は終了間際の38分は試合を決定付けたと言っていい3点目を13諏訪園選手が入れました。
何から何まで完璧な内容で鹿児島実業が3点リードで前半を折り返しました。

エンドが換わって後半開始。
またもや開始早々から鹿実がエンジン全開で襲い掛かりましたが、これをなんとか徳商が跳ね返すと初めて攻めの時間帯に。
8塩谷を中心にシュートまで持ち込もうとしますが至らず。結局5分も経たずにペースを戻され57分鹿実に11迫田のゴールが生まれました。
鹿実はその後ものらりくらりと老獪な守備をみ徳商をゴールに近づけず、攻めては65分に15平田がオシャレなヒールキックで追加点。
その後も主導権を譲る事無く試合を終え、5-0と結果的にも内容的にも完璧な勝利を収めました。

圧巻のパフォーマンスを見せた鹿児島実業の選手達。
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実力を発揮させてもらえなかった徳島商業の選手達。
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この後互いの応援団がエールを交換していました。
これも高校サッカーならではの清々しい光景ですね。

鹿児島実業の強さはハンパじゃありません。
何から伝えれば良いか迷うほどですが、一番の特長は圧倒的な決定力でしょう。
シュートを撃った時、距離に関係なく必ず枠に入れるばかりかキチンと角に送り込むんですよ!
しかも、一部のFWだけの話ではなく、全てのイレブンが!!
他のどの高校に行ってもエースストライカーとなれるだけの選手たちばかりなのですからこれだけ大量点を奪えるのも頷ける話です。
何しろほぼ決定機の数だけゴールに繋げてしまうのですから。

日本人のストライカーが生まれない理由を文化に求める意見をよく聞きます。
おれもそうかもしれないな、と思っていました。
でも、今なら断言できます。

決定力を生むのは文化じゃない!

練習だ!!

天才の存在は否定しません。
しかし、練習によって遜色無い程に近づける事を鹿実の選手達が教えてくれました。

次に伝えたいのは試合運びの上手さです。
この試合では一気呵成に攻めて得点を奪うとペースダウンしながら相手の体力も削り、隙が出来た途端に急襲して点を奪ってしまいました。
これを組織として一糸乱れずやってのけてしまうのが凄い。恐るべき一体感です。
それもこれも、選手達自身が卓越した先述眼を持っているからですね。
相手の背後をロングボールで突くべき時、きっちり足元で繋いでいく時という判断に狂いがまるでありませんでしたから。

そして連動性と視野の広さ。
攻める時間帯になった時はMFを中心に第三の動きをするのですが、このタイミングが素晴らしい上に出し手の視野も広い。
MF陣の得点はFWが前へ行って囮となった事で出来たバイタルエリアのスポットにMFが走りこんで打ったミドルシュートによるものです。
出し手、受け手、囮、三者の意図と技術がカッチリと嵌った素晴らしい得点でした。
守っても意思統一がしっかりされているので徳商はまともなシュートすら打たせてもらえませんでした。
その上圧巻なのは前から取りに行った時間帯です。
早いプレスで相手の出しドコロをドンドン消していき、ボランチの位置で頻繁にインターセプトしていました。
そして数的優位に立ったまま攻め切ってしまうのです。恐ろしいチームですね。

鹿実の選手達は誰もが輝いていたし、分かりやすい上手さではなく質実剛健タイプなので特に誰かを挙げるのは難しいのですが、あえて挙げるならFW栫選手ですね。
彼のPA内での動き、ピンポイントでDFの前に入ってしまう動きやシュート精度、そしていらぬ警告をもらってしまうヤンチャぶりは強く印象に残りました。

鹿児島実業はかなり高い確率で決勝に上るでしょう。
その時が今から待ち遠しいですね。早くチケットを手に入れないと。

一方、徳島商業に関してですが残念ながらまるでいいところを出させてもらえませんでした。
仕方ないですよ。
鹿児島実業の実力は高校レベルを超えていましたし、徳島商業はたった4日で3試合目なんですから。
動きにキレが無くてはこの相手に大敗してしまうのも無理はありません。
むしろ最後まで気持ちを切らさずに戦い続けた事を褒めてあげたいと思います。
彼等はこんな過酷な状況でも凡ミスで落胆させた事などなかったのですから。大変な精神力だと思います。
胸を張って欲しいですね。
同じくこの日に敗れてしまった青森山田高校も。

今回は前回とはまた色合いの異なる驚きがたくさんありました。
本当にサッカーって面白いですね。
この後またバーゲン行きました。
勿論、3冊とも熟読しましたよ。
ちなみに一番読者に対して真摯だったのは意外(失礼)にも前回ネタにしたあの雑誌でした。
余計なものなど載せず、ひたすら服を見せるその姿勢はファッション雑誌の鏡です。
残念ながらおれの嗜好には合いませんでしたが、合う人にはたまらないでしょうね。
しかし、所詮は一夜漬け。
バーゲン会場では見事にメッキが剥れて一目惚れという名の衝動買いをしてしまいました……。
一つ一つは前回のものより使えそうなのですが、一貫性が無い上に手持ちで合いそうなのも無くこのままじゃ着れません。
ハッキリ言って泥沼です。
バーゲンが終るまでに手持ちの資金でどうにか立て直さないと行けないんだけど……誰か助けて!!
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コメント

非公開コメント

あけましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します♪

それにしても物凄い大差でした。
スコアしか見てないのですが、思わず「さすが…」と呟いてしまいました。
鹿実といえば、名だたる強豪の中でも群を抜く実力と名声を兼ね備えた学校ですが、
それには血のにじむような練習の日々があるからこそなのでしょう。
勿論他の高校がそれ以下だということではないですが。
高校生だからこその輝きが見られる高校サッカー。
私も生で観てみたいです。

そうそう。
バーゲンとは、衝動買いと同義なんですよいぎーたさん(笑)

3回戦鹿児島実業×徳島商業

いぎーたさんへ

はじめまして!
鹿実Vs徳商の分析凄いです。
おっしゃるとうりと思います。
こちらは地元徳島商業を応援してましたが、徳商どうのより鹿実が凄すぎます。するべき事としてはならない事全て出来ているように思いました。徳商の要の斎賀・塩谷選手への寄せとコースの限定、要所では2、3人でのプレス等で何も出来きずに終わったような試合でした。



>.KOOLさん
あけましておめでとうございます!

おっしゃる通り、厳しい練習を重ねているのは鹿実だけではありませんよね。
中でも選手権は厳しい予選を勝ち抜いた者にだけ与えられる場なのですから尚更です。
徳島商業もそうです。結果的に大量点を入れられてしまいましたが彼らに大きな綻びがあったようには見えませんでした。
しかし、鹿実には小さな穴を大きくしキッチリ点に結び付ける強さがありました。
鹿実がいままで培ってきた経験が練習の密度を濃くし、それが差に繋がっていると感じました。

バーゲンって本当に衝動との戦いですね。
クセものばかりだから妙にツボにきちゃうやつがあるんですよね(笑)
で、帰ってから冷静になってどうすんだコレみたいな。

そんな調子ですが今年もよろしくお願いします。


>ノエビア大谷町第2代理店さん
はじめまして!
そしてあけましておめでとうございます。

徳島を応援していらした方には大変酷な試合になってしまいましたね。
徳島商業に実力がある事を分かっているだけに歯痒い思いをされ、一方で鹿児島実業の強さを感じられたと思います。
でも、最後まで集中を切らさず一矢報いようと必死にプレーした姿は胸を打ちました。
地元民として誇りを持てるチームだったのではないでしょうか。

あけましておめでとう!
今年も楽しく語り合っていこうね!

>決定力を生むのは文化じゃない!
>練習だ!!

ホントその通りだと思う。
オレも元サッカー部員として納得(そして反省?)
カラダに覚えこませれば、
どんなに混戦で敵のプレッシャーを受けようと、
カラダが勝手に動くものだと思う。

今年は原さんに育てられた選手たちが、
ストライカーとして開花することを願います。
戸田は決定力さえ高まれば、今からでもすごいストライカーになれる!

って高校サッカーの記事なのに
なぜか青赤の話題にしてしまっている
禁断症状発症中のたかぴーでした。
今年もよろしくね!

>たかぴー
あけましておめでとう!

おれは本格的な練習をまるでした事がないから説得力に欠けるんだけど(苦笑)、この試合を観て高い意識で量をこなせば決定力というのは身につくものなんだと思ったよ。

原監督のおかげで東京の選手達のシュートを撃つ意識は高くなったと思う。
でも、撃ってるだけという印象もある。
プレッシャーがあってもきちんとPA内に、そして角に撃つ事を意識した練習を積んで欲しいなと思うよ。
アタッカーにこんな事言うのは変だけど、戸田に決定力が加わったら凄い贅沢だね(笑)

青赤禁断症状はサッカー観たりやったりで何とかごまかそうと思ってる。

何故かたかぴーのコメントばっかり返すのが遅いけど悪気は無いので許してね。
今年もよろしく!

いぎーた

FC東京が気になる人.

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