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ナビスコカップ優勝!! 光と影 PLAYBACK FC東京 2004

PLAYBACK FC東京
12 /17 2005
前年度に大きくステップアップを果たした東京。
いよいよ本格的に優勝争い、タイトル獲得への期待が高まった。

2004年シーズン前の移籍動向は以下の通り。
2004s.jpg

今野が多くの選択肢の中から東京を選び、増嶋もまた同様に数あるオファーの中から東京を選んだ。
若手にチャンスがあり、尚且つ結果を出せるクラブとして認められてきた証といえるよね。
また、FWの新たな柱としてルーカスを獲得。パラナエンセ時代の同僚ケリーとのコンビに期待がかかった。
ユースも梶山ら3人を昇格させて順調。
GKには即戦力として期待できる大学No.1GK塩田を獲得し、充実のストーブリーグとなった。
一方で、あらゆる面でクラブの柱であったアマラオと共に喜名、加賀見、伊藤、小峯ら大熊時代を知る選手が多く去った。

2004年シーズンに向けて原監督は「ベースは昨季のスタイル、グラウンドを広く使いながら中央からも攻めたい。去年以上にガンガン行きたい。」と語った。
また、「不在の期間が長いオリンピック選手がいなくても魅力あるチームを作らなければならない」とも。

この年から俺達のトーチュウで365日FC東京が始まり、開幕戦前には特別版が配られた。

1stステージ
第1節 アルビレックス新潟(H) ○ 1-0


開幕布陣

    阿部 ルーカス
 規郎        戸田
    宮沢 文丈
金沢  藤山 ジャーン 加地
      土肥

昇格ほやほやの新潟相手に前半だけでシュート12本を打ち込んだが得点はわずか1点。
後半は攻め疲れで押される場面も。
一所懸命にやって勝った事だけが収穫だが開幕戦というのはそれで充分なのだ。

第2節 大分トリニータ(A) ● 1-2
NCGL第1節 鹿島アントラーズ(H) ● 1-2


ケリーを怪我で欠く東京は単調な攻撃に終始。
鹿島戦でルーカスが点を取った事だけが救いだった。

第3節 緑 ○(H) 3-2

攻撃は相変わらず単調だったものの、かける気持ちが半端じゃなかった。
しかし、先制点は緑。平野のミドルループが決まってしまった。
後半に入ってもとにかく力押しする東京。
ジャーンのフィードから戸田が目を疑うようなトラップ&シュート。
同点に持ち込み、俄然流れは東京へ。
交代で憂太を入り、東京がリズムを作り出す。
が、エムボマの金沢へのチャージを主審が見過ごし、その流れで決められて再び引き離されてしまう。
しかし粘る東京は宮沢のFKからジャーンヘッド!
再び追いついた。
息詰まる熱戦に終止符を打ったのは緑キラー憂太!
東京が中盤で奪ったボールをポンポンと繋ぎ、石川→栗澤→憂太と渡ってヘディングで決めてみせた。

第4節 清水エスパルス(A) △ 0-0
第5節 セレッソ大阪(H) △ 1-1
第6節 ジュビロ磐田(A) ● 0-2


ここで勢いに乗りたかったが…乗れない。
清水戦ではそれなりにチャンスがあったものの決めきれず、セレッソ戦ではルーカスのリーグ戦初得点で追いついたが穴沢主審に試合を壊された。
磐田戦では土肥ちゃんポロリ…。
ケリーが清水戦の途中から復帰し、4-2-3-1に戻してリズムを作れるようにはなったが結果に結びつかなかった。

NCGL第2節 鹿島アントラーズ(A) ○ 2-1

梶山ゴラッソで鹿島スタジアム初勝利!

第7節 横浜F・マリノス(H) ● 0-2

安のチャージを奥谷が取らずに失点。
その後リズムを作ったのは東京だったが点が入らず、逆に奥のFKが決まって敗戦。
 
第8節 ヴィッセル神戸(A) ○ 2-1

ジュビロ戦から続いていた早い時間帯での失点はこの試合も続き嫌なムード。
しかし、今野がCKからJ1初得点を決めると、梶山からスルーパスを受けて再び得点。
1ヶ月ぶりにリーグ戦で勝った。

第9節 柏レイソル(H) ○ 2-1
第10節 サンフレッチェ広島(H) △ 1-1
第11節 鹿島アントラーズ(A) △ 0-0


狭い攻撃に終始し、あまり観ていて面白いサッカーではなかった。
しかし、ルーカスが怪我して憂太が1TOPになったりケリーが再び怪我したりと台所事情が苦しい中気持ちで勝ち点をもぎ取っていった。
特にこの時期は今野が大活躍。
柏戦ではオーバーヘッドを決め、鹿島戦ではドリブル中倒されるもすぐに起き上がって続けるローリングドリブル(?)を披露して沸かせてくれた。

NCGL第3節 柏レイソル(A) ○ 2-0
NCGL第4節 ヴィッセル神戸(H) ○ 2-1
第12節 ガンバ大阪(H) ○ 2-1


柏戦から憂太がトップ下スタメン出場、リズムと決定機を生み出した。
柏戦ではFKからジャーン、神戸戦ではCKから今野、ガンバ戦では1,2でルーカスへと3試合連続でアシストを記録した。
また、神戸戦でのノリカルFK、ガンバ戦でのルーカス2得点も今後に向けて明るい材料となった。
 
第13節 ジェフユナイテッド市原(A) △ 2-2
第14節 名古屋グランパスエイト(H) ○ 3-2


ジェフ戦は前半に規郎が2得点、しかも相手が一人少ないという格段に有利な状況から同点に追いつかれる嫌な試合。
名古屋戦はその流れを引き継ぎ、2点のビハインド。
しかし、ルーカスのスーパーゴールがスタジアムの目を覚ました。
更に宮沢が久しぶりに途中出場して更にボルテージが上がり、ショートコーナーから茂庭が同点弾!!
勢いに乗れば止まらないのが東京。
スローインを受けたルーカスが中に持ち込んで逆転弾を叩き込んだ!
選手とサポーターが一体になって勝利を呼び込んだ試合だった。

第15節 浦和レッズ(A) ● 1-2

怪我人続出で苦しい東京は増嶋がリーグ初先発。しかし苦しく2失点。
それでも諦めない東京。今野が一点返して反撃開始、と思いきや茂庭が若気の至りで退場。
敗戦してしまった。
双方に退場者を出し荒れたこの試合の主審は穴沢氏。
この頃の彼は本当に酷かった。
 
NCGL第5節 ヴィッセル神戸 ○ 2-1
NCGL第6節 柏レイソル(H) △ 1-1


ルーカスの活躍で危なげなくGL突破。
栗澤が神戸戦で初得点を記録した。

PSM デポルティボ・ラ・コルーニャ ○ 2-1
PSM ASローマ △ 0-0


リアソールでは先制を許すも直後にルーカスのゴールで追いつき、仕上げに梶山HENTAIミドル炸裂!
ずっと目標にしていたスペインクラブ相手に敵地でまさか(?)の大金星。行った人は一生の思い出になっただろうね。
一方、日本で行われたPSMの相手はローマとは名ばかりのチーム。何も記憶に残らなかった。
ローマは二度と来るな。

アテネでは茂庭、今野、石川、徳永が出場。
収穫と課題、そして悔しさを胸に帰ってきた。

2ndステージ
第1節 セレッソ大阪(A) ● 3-4
第2節 清水エスパルス(H) ● 1-2


ケリーが復帰し、馬場が左、右に栗澤という布陣に。
試合は取っては取られの繰り返しで連敗。

第3節 緑(A) ○ 1-0

嫌な流れも緑戦は関係なし。
東京はとにかく攻め込むがやっぱり点が入らない。
それでも諦めず攻めの交代を行った東京は終了間際に梶山ミドルが炸裂して緑撃沈!
緑戦アウェー扱い初勝利を挙げた。

NC準々決勝 ガンバ大阪 ○ 4-1

台風の中行われたガンバ戦はルーカスや石川を欠く苦しい布陣で先制をゆるしてしまう。
しかし前半のうちに追いつくと、スーパーサブ阿部ちゃんの登場で流れを手繰り寄せて逆転。
その後は梶山のHENTAIシュートがまたも炸裂するなどで大勝し、準決勝へと駒を進めた。

第4節 ヴィッセル神戸(H) ○ 3-1
第5節 柏レイソル(A) △ 1-1
第6節 浦和レッズ(H) ○ 1-0


この頃はルーカスが怪我で祐介が1TOPを張った。
神戸戦では起用に応えてPKを2度もゲットするなどなかなかいい働きをした。
ただ、ポストを叩いたり緑戦でもゴール寸前のボールをDFにかき出されたりと数字を残せなかったのはツイていなかった。
柏戦は東京よりも「調子はいかがですか?負け犬」などの柏の横断幕の方が目立った。
浦和戦は前線からプレスをかけ緊迫した一戦に。
決定機がお互い少ない中、交代出場したルーカスがCKからのヘディングで先制!
この虎の子の一点を茂庭を中心に集中を切らさず守りきって勝利した!

第7節 鹿島アントラーズ(H) ● 0-1
第8節 名古屋グランパスエイト(A) △ 1-1


石川の負傷が癒え、途中出場出来るようになった。

NC準決勝 緑 ○ 4-3

元気の無い緑をスタメンに戻った石川がいいように切り裂き、前半だけで3得点。しかも、相手退場者のオマケ付き。何点取って勝つのかだけが興味の対象になったはずだった。
ところが……後半開始早々に1点返されるとどっちが一人少ないのか分からない状態に。
緑の動きを捕え切れなくなった東京はズルズルと後退し、まさかの3失点。
その後も緑ペースで試合は進み、平本が決定的なシュート、万事休す!かに思われたが幸運にもバーに助けられた。
からがらに延長に持ち込んだ東京は開始直後に攻め込んでCKをゲット。
これをルーカスが魂のヘディングゴール!!
ルーカスハットトリックの大活躍でなんとか緑を下し、決勝へ進出した。

第9節 ジュビロ磐田(H) △ 0-0
第10節 横浜F・マリノス(A) ● 1-2
第11節 サンフレッチェ広島(A) △ 1-1


ジュビロ戦は終始攻め込み、相手には退場者も出たがやはり点が奪えずドロー。
横浜FM戦は疑惑のPKで敗戦。それよりも、試合後に起こった地震の方が大変だった。
広島戦は正直、ナビスコへの調整試合。

そして決戦へ……

決勝布陣

    ルーカス
 戸田 ケリー 石川
   今野 文丈
金沢 茂庭 ジャーン 加地
     土肥

下馬評は圧倒的に浦和有利。それもそのはず、相手はリーグ戦首位で東京は1ヶ月勝っていなかったからね。
しかし、決勝まで来ればそんなの関係ない。
東京は開始早々前線からプレスをかけ、左右に揺さぶって攻撃を仕掛ける。
守ってもエメルソンにボールが渡る前にカットし、主導権は東京が握りかけていた。
しかし、ジャーンが29分に早くも2枚目のイエローで退場を宣告されてしまった。
それでも東京は変わらず積極的に前からプレスをかけて攻撃し、守っても文丈に代わって入った藤山が抜群のインターセプトを見せて対応した。
しかし、点を入れられないまま後半終盤になると流石に押され始め防戦一方に。
だが、血尿が出るほどの異常な集中力で守りきり、土肥ちゃんも鬼神の働き。
PK戦へと突入する。
PK戦に持ち込んだ東京、持ち込まれた浦和。
圧倒的に心理的優位に立った東京が山岸の妙な笑顔を無視して次々と決めていった。
そしてこれを決めれば優勝という時に出てきたのは加地さん。
代表様とはいえ、とてもPKの上手い方には見えない加地さんにドキドキさせられたがキッチリ決めて東京優勝!!
原監督が東京に初タイトルをもたらした!!

NC決勝

浦和レッズ ○ 0-0[4PK2]


舞台は再びリーグ戦へ。

第12節 大分トリニータ(H) △ 1-1
天皇杯4回戦 ベガルタ仙台 ○ 1-0
第13節 アルビレックス新潟(A) ● 2-4
第14節 ジェフユナイテッド市原(H) △ 3-3


見所はジェフ戦で梶山が編み出した一人時間差シュートくらいかな。
とにかくリーグ戦で勝てなかった。

第15節 ガンバ大阪(A) ○ 2-1

この試合も早々に失点し、とうとうリーグ戦で勝てないまま終るかとも思われたが宮沢の虚をついたFKから規郎が得点すると、その後に憂太が初めて足でゴールを決め逆転。
最終戦を3ヶ月ぶりのリーグ戦勝利で締めくくった。

天皇杯5回戦  大宮アルディージャ ○ 6-3
天皇杯準々決勝 浦和レッズ ● 1-2


天皇杯は大宮を破った後因縁の浦和と対戦。
劣勢ながらも石川の先制弾が決まったが逆転されて敗戦。
ケリーの最終戦となってしまった。

この年は緑戦やホームの名古屋戦など記憶に残る勝ち方をした試合が多かった。
何と言っても初タイトルナビスコカップ優勝に尽きるね。
決勝に辿り着くまで梶山、馬場、規郎、今野といった若手が日替わりヒーローとなって勝ち進み、調子の出てきたルーカスハットで緑を下し、最後は奇跡的に揃ったベストメンバーで勝利。
その活躍した若手を抜擢し、結果がすぐには出なくても信頼して使い続けた原監督の功績は非常に大きい。
器のデカイ原監督でなければ勝ち得なかったタイトルだった。
まさにクラブ全体で勝ち取ったタイトルだけに格別の喜びがあった。

リーグ戦では緑戦やホームの名古屋戦など記憶に残る勝ち方をした試合が多かった。
流れが良くなくてもセットプレーから得点する勝負強さも時には見せてくれた。
この年に悪い印象があまりないのはココゾ、という試合でかなり勝っていたからだろうね。

ただ一方で凡戦も多かった。
誤算だったのは宮沢の不調だね。
当初今野と組むはずだったけれどうまく噛み合わずその座を文丈らに譲ってしまった事で東京の肝だったサイドチェンジが極端に減ってしまった。
また、中央に君臨するはずだった将軍ケリーが怪我で出遅れたのも痛かった。
彼がいなくなってしまった事で中央から脅威を与える事がまるで出来ずに攻撃が単調になってしまい、相手に読まれやすくなってしまった。
2004年にバランス良く攻撃が出来たのは憂太が調子良かった試合だけじゃないだろうか。
このケリーをはじめとした怪我人が多過ぎたのも誤算だよね。
代表を行き来した土肥と加地がコンディションを崩し、石川や茂庭が怪我がちだったのはある程度仕方が無い。
しかし、それ以外にもケリーやルーカス、梶山など怪我人が多すぎてスタメンがまるで定められなかった。
2003年にせっかく少なくなったのにまたもや大幅増加した事がチームの足を大きく引っ張った。

残念ながら原監督が有効な手立てを最後まで打てなかったのもリーグ戦で停滞した大きな原因。
引いた相手を崩す術を持たず4-4-2も機能させられない課題をそのままに、決定力不足、開始序盤での失点癖、2-0からは追いつかれ、相手が減ると途端に動きが鈍る、と次々に問題噴出。
これらの課題は結局解決されぬまま翌年に持ち越された。


2004年 基本布陣

    ルーカス
 馬場 ケリー 石川
   今野 文丈
金沢 茂庭 ジャーン 金沢
     土肥

リーグ戦:8位 30戦10勝11分9敗 40得点41失点

ナビスコカップ

天皇杯:準々決勝敗退
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いぎーた

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