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「呪い」なんかじゃない! 天皇杯の問題点と改革私案

Jリーグに改革を!
11 /02 2005
今年も天皇杯の季節がやって来た。
天皇杯といえば、1921年から始まった日本で最も歴史あるカップ戦だよね。
(天皇杯の冠がついたのは1951年の31回大会から)
日本サッカーの成長と共に変革しながら歴史(詳しくはコチラ)を刻んできた天皇杯。
今また改革すべき時を迎えているんじゃないかと思っているんだ。

その理由は今の制度に問題点、具体的には①日程②モチベーション③ACL出場権の3つ、があると思っているから。
その問題点について書いた上で、私なりの改革案を提示したい。

まずは問題点から。

①日程の問題について。
ご存知の通り天皇杯の決勝は翌年度の元旦に行われている。
リーグ戦の後に組まれているので早く負ければそれだけ長くオフを取れる日程だ。
例えば、優勝した緑は1月1日~2月26日ゼロックススーパーカップまで55日しか間が無いのに対し、
準々決勝で敗れた東京は12月19日~2月27日PSMまで68日間開いている。
(ゼロックススーパーカップをPSMと同等扱いにしても)約2週間の開きがあるんだ。
年間通して唯一の長期オフそしてキャンプを組める時期に2週間も差が出ればリーグ戦の結果に跳ね返るのも当然だよね。(勿論、原因はそれだけではないけれど)
実際にコチラの文末で過去10年間の優勝・準優勝チームデータを見ると前年より順位を落としているクラブが非常に多い。
今年も優勝クラブの緑は降格圏、あれだけ大型補強した磐田も前年(4位)より順位を落としており、両クラブとも苦戦している。
Jリーグの各クラブ戦力に大きな差ないからこそ、オフ期間の長さが大きく結果に反映されるんだ。

「呪い」なんかじゃない。

 必然なんだ!!

また、サポーターの視点からもこの日程には文句がある。
トーナメント方式である以上、1チームを除いて必ず負けて終る。
殆どのクラブが毎年負けた試合で1年が締めくくられるんだよ?

こんなのナンセンスだろう!

最終戦がリーグ戦であれば半分くらいの確率で笑顔でお別れ出来るというのに!

②モチベーションについて。
よく語られるのは契約交渉に絡めた選手側のモチベーションについてだが、ここではサポーター側の視点から書いていく。
多くのサポーターは優勝目指して応援していると思うよ。
でも、①の問題が頭をよぎって「優勝」へのモチベーションが低いサポだって少なくない、というのが私の実感。
詳しくは別で書くけれど、私自身も天皇杯で目指す先は「優勝」ではないしね。
以前書いた通り鈴木チェアマンは天皇杯に権威があると考えているようだけれど、サポーターの熱が冷めていてはその言葉も虚しく響くばかりだ。

③ACL出場権について。
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を戦い抜くのにはクラブに体力が必要だよね。
何せJリーグのバックアップが無くて厳しい日程を縫って中国やら韓国やらで試合をし、2次リーグに上がれば中東で戦わなければならないのだから。
それに対し、天皇杯を優勝するのに体力はそれほど必要ない。
「天皇杯からはうまく逃げている」と言う監督もいる程、各クラブの取り組みがバラバラな大会で5連勝(J1クラブ)すれば良いだけなのだから。
日程に問題があるにせよ、優勝したクラブが降格した事実は体力の無いクラブでも優勝できる大会である事の象徴だよ。

この大会にACL出場権がそぐわない理由がもう一つある。
先日、「緑、J2降格ならACL出場資格なし」と鈴木チェアマンが発言した。

J2の日程は過密だから当たり前なんだけど、よく考えればおかしな話だよね。
天皇杯はJ2はおろかJFL、県代表等のアマチュアを含めて争われる大会。
決勝が必ずしもJ1クラブ同士とは限らないじゃないか。

日本を代表するクラブを送り出すのにこんないい加減な基準でいいはずがないよ。

以上が私の考える天皇杯現行制度、3つの問題点。

全部に同意はしていただけなくとも、改革が必要だ、という点については同意していただけるんじゃないかな。
また、JFAやJリーグだって何らかの改革は必要だと考えているんじゃないか、と期待している。
彼等は改革するかどうかではなく、どう改革するかに悩んでいると思いたい。

そこで、ここから先は私なりの改革案を2つ。

一つめは単純明快だ。

天皇杯をアマ日本一を決める大会にする。

名ばかりの日本一クラブを決める大会から、真のアマ日本一を決める大会へと生まれ変わるのだ。
Jリーグクラブが出場しなければ①②も悩む必要が無く③も当然リーグ戦2位もしくはナビスコ優勝チームに移る。
ゼロックススーパーカップもアマ日本一対Jリーグ王者という形になる。
開幕前だから番狂わせだって期待できる。
大敗しても元々アマ王者に失うものは無い。

もう一つはJクラブが参加する事を前提として考えるので幅を持たせたい。

順番が逆になるけれど、まず③の問題解決から。
現状のJリーグバックアップ体制ではACL出場権を天皇杯優勝クラブには与えない以外に方法が無い。
体力の無いクラブのACLは長期的なメリットよりも短期的なデメリットの方が大きすぎる。
体力のあるクラブを優勝させる為に天皇杯をリーグ戦にする、なんてのは現実的でない。
Jリーグが日程や金銭面でバックアップを充分にするのであれば体力の無いクラブでも世界に羽ばたくチャンスを与えられるというポジティブな面が出るので安易に反対は出来ない。

そして①②の問題解決
これはリーグ戦より前に決勝を持ってくるしかない。

)リーグ最終戦の日程を延ばし、その間に詰め込む。
具体的には入れ替え戦の行われる12月第2週まで伸ばし、その間に決勝を行う事にする。
無論、入れ替え戦やオールスターは行う余裕は無い。

)リーグ戦を春秋制から秋春制に移行する。
これならば元旦決勝でも出来るが、秋春制にするという別の問題が生じる。
試合数は変わらないので入れ替え戦やオールスターは行わない。

以上が私の案だよ。

最初の案が一番良いと個人的に思っているんだけど、実質天皇杯が無くなる事になるから(サッカーの盛り上がりという意味で)発展的改革とは言い難いね。
妙案があれば是非教えて欲しいし、お偉いさん方にもこっそり耳打ちしてあげて欲しい(笑)

さて、天皇杯で東京に何を期待しようか?
それについてはまた次回
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コメント

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この前、お会いしたときにも話しましたが、
オフをしっかりとるためにも、
天皇杯をあまり勝ちぬいてほしくないんですよね。
特に怪我人が続出した今シーズンのことを踏まえると、
ここでしっかり休養をとって来期に備えてもらいたい。
モニ、今野は今年ホントに働きづめで、
とくにモニはかなり疲労が溜まっているように思えるし。

>先日、「緑、J2降格ならACL出場資格なし」と鈴木チェアマンが発言した。

これはたしかに矛盾してるなぁ。
だったら天皇杯優勝チームに出場権を与えなきゃいいよね。

プロが参加するカップ戦はひとつでいいと思うので、
Jクラブは天皇杯参加をやめ、
ナビスコにJ2も含めて参加させるのがいいのかなって思います。
もしJが今後も参加を余儀なくされるなら…

>)リーグ最終戦の日程を延ばし、その間に詰め込む。

の案が良いかなと思いますね。

ナビスコにJ2も含めて参加。
いい案だと思います。
実は私もそれを考えたんですが、J2は過密日程ですよね~。
もっとクラブが増えて4回戦制から2回戦制に移行しないと難しいのかな、と思います。

東京に関してはサクッと負けるのが良いと思っていたのですが、少し考えが変わりました。
詳しくは次回に書きたいと思います。

伝統あるカップ戦、元旦に決勝戦を行うというある種の喜び、意義と現状を加えると非常に難しい問題ですね。
Jクラブにとってはモチベーションが低くとも、アマチュアのそれは全ての面で高いかと(笑)
リーグ・チャンピオンとカップ・ウィナーが対決する試合(ゼロックス)、ほとんどの国でも新シーズン直前に行われるけど、日本ではこれを元旦にもってきてはどうかな。リーグ終了時期(クリスマス前あたりに)に合わせて天皇杯決勝が行われ、優勝クラブ同士で元旦対決を迎える。シーズン終了と開始にさほどクラブにムラがなくなるし、天皇杯にも今以上には価値が見出せるかなと。(チャンピオンシップがなくなったのは健全だけど、変わり?にこんな対戦が元旦だと面白いかも)
ゼロックスは立派なタイトルマッチだけど、コンディションの照準がそこにピンポイントという訳ではないから、元旦にちとお祭り的要素になって移ってもデメリットはないと思う。基本的にはJの春秋制は変わって欲しくない。天皇杯の意義や元旦決戦は保ってもらいたい。
もっとも、天皇とゼロックスという“冠”が最大の・・・うぅ、神様仏様スポンサー様!
ただしJリーグの1位2位がACLにというのは実行して欲しいな。A3は・・・意義と交流メリットを3国で吟味して頂くしかないけど、撤廃(笑)。あるいはかつてのアジア・カップウィナーズ・カップの縮小版といった感じで天皇杯ウィナーに(時期は考えものだけど)
Jリーグカップ(菓子杯)は、代表で空いた日程+若手の活躍の場をという事も加味したJ加盟クラブ大会なので、ちょっと合わせて捉えにくいかと。
かつてJ2が参加した事もあったけど、いぎーたさんの仰る通り、J2は過密・・・クラブ増加を考えると3年はないかな~と思います。
オフをしっかりとってもらいたいのが本音だけど、東京は天皇杯ウィナーになった事はないので狙って欲しい願望はあります(笑)

サッカーファンにとって元旦の風物詩が無くなるのは寂しい事かもしれませんね。
TATSUさんの案もすごく良いと思います。
各チームの不均衡も無くて。
オフの期間が短くなってしまうのは避けたいので開幕が遅くなるとは思いますが。
それと、北のチームにとって不利にならなければ良いですね。

ACLとA3はどうにかなんないもんですかね~(苦笑)
管轄している協会が違うから足並みが揃わないんですよね。
日本がリーダーシップをとって改善して欲しいものです。

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