スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

安堵 勇気か盲目か 第23節×清水(H)[生観戦]

FC東京観戦記2005
09 /11 2005
いつも通りでいい、そう自分自身に言い聞かせていた。

それは逆に、勝たなきゃいけないという意識の表れだった。

仲間達と待ち合わせ、We are Reds を横目にスタジアムへと入っていった。
J230001s.jpg

自分の中にある重苦しい空気を払拭出来ないまま、試合開始を待った。
J230002s.jpg

スタメンは前節から石川とササが外れ、左SBに藤山、左SHに戸田が復帰した。

前半、いくつかチャンスはあったものの、
それ以上に清水のシュートの雨にさらされた。
前から獲りに行く選手がいた一方、待ちの姿勢でいる選手もいてチグハグ。
攻撃に移っても非常に動きが少なく緩慢だったので流れが滞っていた。

スタジアムは相手が決定機を迎える度に悲鳴が上がり、
外す度に安堵の息が漏れた。
隣の仲間の顔はすっかり蒼ざめていた。
私は、彼に「いい流れだよ。」と言った。
皮肉ではない。
半分は気休めだったが、半分本気で言っていた。
これだけの決定機を外す清水をサッカーの神様は許さないだろう、
そう思っていた。

前半は内容に従わずスコアレスで終えた。

後半が始まって8分、規郎に代わってササが投入された。
この投入が流れを変えた。
前への推進力が中央から生まれるようになった。

ササが投入されてから何本目かのCK。
ボールはため息と共にゴールから遠い今野へと渡ったが、
彼が折り返した難しいボールを

戸田が見事にボレー!!

先制点が東京に生まれた!!

ワッショイ!!ワッショイ!!

仲間同士大喜びする俺達だが、先程の彼だけはその輪に加わらなかった。
点を入れてもまだ喜べない、彼の心の傷は相当に深いようだった。

暫くは東京の時間帯が続いたがスコアは動かず、後半30分頃から防戦一方に。
梶山がボールを奪われピンチを招く場面が目立った。
しかし、それでも原監督は彼を代えず、3人の交代枠を使い切った。
この決断には相当の勇気がいっただろう。
盲目と言われても仕方が無い程梶山の出来は酷く、
また、残念ながら最後まで信頼に応えられていなかった。
例の友人はお腹を痛めていた。
普段の彼の姿からは想像も出来ない事だ。

不安を掻き消すように唄われた「眠らない街」が流れる中、

何とか無失点で試合終了!!

東京は1-0で7月17日以来の勝利をもぎ取り、
胃を痛めていた彼もようやく笑顔を見せた。

この試合のヒーローは勿論戸田!!
前線から駆け回る彼の運動量が東京のプレスを引き締めていた。
何とか持ち堪えられていたのは彼に拠る処が大きいし、
決めたシュートも非常に高度なものだった。

今日が誕生日の彼。
しかし、ゴールは神様からのプレゼントなんかではない。
彼が努力し、得るべくして得られたゴールだった。

HAPPY BIRTHDAY 戸田光洋!!

また、勝因は切れるカードが有効だからではないだろうか。
阿部、ササ、憂太そして文丈と計算の立つ選手がベンチに控えている意義は非常に大きい。
これから先も後半勝負、という試合が多くなるのではないだろうか。

梶山についても書いておきたい。
私は以前、彼が東京の柱となるだろう、と書いた。
その考えに変わりは無いが、期待とは裏腹に今の彼の出来は酷い。
通常ならば、代えられて然るべきだろう。
途中から文丈に代わるだけでなく、スタメンを文丈や宮沢に奪われて何の不思議も無い。

しかし、原監督は彼を信頼し、我慢して使う道を選んでいる。
彼が壁を乗り越えた時、東京のサッカーは質が変わるだろう。
一方、依然として下位にいる以上、大きなリスクを背負っている事は間違いない。
果たして梶山が期待に応えるのが先か、結果を迫られるのが先か。

私はどちらの道を選ぶべきか、明確に答えられない。
ただ、監督が後者の道を選んでいる以上、
梶山の成長を応援しながら待ちたいという気持ちだ。


重圧から解き放たれホッとした俺達は笑顔を振りまきながら、新宿の街に飲まれていった。
J230012s.jpg
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

こんにちは。昨日は楽しかったですね~。
東京の中盤に堂々と君臨している梶山をはやく見たいですねぇ。

最後の写真・・・。考えること同じですねw
(ちなみに左のビル4階にいましたw)
ではでは~

昨日はお疲れ様です!
内容的には褒められたものではなかったのですね。
しかし降格争い同士の試合で、
きっちり勝ち点3をあげられたので
それだけは本当に良かったです。

大分も勝ち点3を積み上げたようですし、
まだまだ厳しい状況が続きますね。
なんとかこの苦境を脱し、
はやく来年に向けたチーム作りをしていくべきでしょう。

梶山については…まあ将来性が豊かなことは、
多くの東京サポーターが認めるところだと思いますが、
しかし調子が上がらない状態で、
使い続けるほど余裕のあるチームではないと思います。
原さん、来年も指揮をとるつもりなんでしょうか。
このチーム状態の中で、来年のことまで視野に入れてるとすれば、
それはそれで素晴らしいとは思いますが、
どうもボクはそんなことより、
早く降格ラインから脱するための策を優先してほしいと思ってしまいます。
まあ梶山はなんとか原さんの期待に応えて、
奮起してもらいたいと思いますね。

掲載なさっている戸田さんの写真、とってもいい写真ですね。
この写真を見ればきっと、いつでもあの瞬間を思い出せます。

原監督の選手選択。
昨日は私のすぐ近くで、梶山を罵倒しまくっている人がいました。
別にそのことに関してどうこう言うつもりはありませんが(感じ方・見方はそれこそ人それぞれですので)、
原監督が今の状態の梶山をあれほど起用しているという事は、
それだけ彼を信頼している、あるいは彼の将来を嘱望しているとしか思えません。
仰る通り、今の東京からすればハイリスク過ぎるくらいの起用ですが、
今は監督の未来視を信じていくしかないのではと思います。

>ムラキョーさん

梶山は独特のリズムを持ってますよね。
観ていてウラをかかれる事が多いです。
そんな彼が柱になれれば、東京は毎試合sexy footballで魅せてくれると期待しています。

新宿で気軽に飲むとなったらココラ辺ですよね!


>たかぴーさん

この試合は勝てばいい、という正に「勝利至上主義者」の態度で臨んだので100点です(笑)
これで清水も残留争いに巻き込みましたね。

原監督は来期続投するか否かに関わらず、東京の将来を考えて梶山を起用しているのでしょう。
器の大きい人ですから。

早く降格ラインを脱して欲しい。
私も同じ思いです。
ただ、この重圧はなかなか味わえるものではありません…よ…ね?
きっと(笑)
これを将来の柱になるべき梶山の力で跳ね返せた時の収穫も考えると我慢して使う道も捨て難いんですよね。
勿論、清水に勝った今だから言える事ですが(笑)

来週の横浜FM戦で梶山がサクッと一皮向けてまた爆勝してくれないかな(笑)


>.COOLさん

戸田の写真はJ's Goalさんから引っ張ってきました。
東京サポがいつ見てもニヤニヤしちゃういい写真だったので。

あの時我慢して梶山を使ってよかった。
そう振り帰れる程の成長、そして結果を残す事を期待しましょう!

いぎーた

FC東京が気になる人.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。