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鈴木チェアマンの思想、実行力そして感想(Part.3)

Jリーグに改革を!
01 /27 2005
鈴木チェアマンシリーズ最終回である今回は、
私の持っている資料の中で最新のインタビュー
(サッカーダイジェスト1/18号)での発言を取り上げます。

■1シーズン制
・CS契約が切れるタイミングを考えていた。
Jリーグを創っていくのはサポーター。
彼らの見る目が10年を経て肥えてきた。
自然と欧州式へ移行する事になる。

・チームの方向性をじっくり見る事が大切になってくる。
現在は少し負けていても最後には勝ち上がれるような戦略が必要になってくる。
すぐに勝利が欲しいからといって、移籍で選手を引っ張るばかりではチームは強くならない。

・一般のファンを取り込む程根付くには3シーズンかかると見ている。

■リーグ中盤の中弛み、中位のモチベーション対策
・昇降格チームを2.5から3にする事を視野に入れている。
1シーズン制が馴染むまでエレベーターチームが出て来ないようにしなければならない。
もう少しJ2のレベルが上がらないと昇格しても1年で落ちてしまう。

■2チーム増の影響
・ホームゲーム増加による増収だけでなく、観に来る人が広がる。
日本全国でJリーグを感じられる事が大切。

■審判
・判定基準の問題など、継続的な課題はある。
・重要なのは、レフェリーを信頼できる体制を作ること。

■登録枠
・ヨーロッパのクラブはほとんど25名以下でもっと試合をこなしている。
負傷者の増加により緊急に選手を入れると、
負傷者が戻った時にあぶれてしまい歪みが大きくなる。
それならばユースの選手を繰り上げた方がいい。

以上がサカダイ1/18号のインタビュー要旨です。

では、それぞれについて私見を。
■1シーズン制
・CS契約が切れるタイミングを考えていた。

やはりそうでしたか。
いいタイミングの取り方だと思います。
先日の記事で言いたい事は書きました。

・チームの方向性をじっくり見る事が大切になってくる。

今迄が短期決戦だっただけに、目先の勝ち点や順位に目が行きそうですが、
それに振り回されず長期的に見てクラブは成長しているのかをサポーターとして見極める事は確かに大切ですね。
「すぐに勝利が欲しいからといって、移籍で選手を引っ張るばかりではチームは強くならない。」
は某チーム(監督)に向けて言っているように聞こえる(笑)。

・一般のファンを取り込む程根付くには3シーズンかかると見ている。

果たしてそうでしょうか?

確かに短期決戦に馴染んだ顧客(既存サポーター)は
通年の戦いへ移った事による視点のシフトに苦労すると思います。
サポーターも我慢の時期が必ず訪れるでしょう。
しかしステージ優勝同士が戦って年間チャンピオンを決めるなどという複雑なシステムから、
一年間最も勝ち点を多く獲ったチームがチャンピオンになる単純なシステムになるのですから根付くのはずっと早いと私は思います。
一般のファン(新規客)は取り込み易くなったと思います。

1リーグ制度で従来に比べて明らかに分かり易くなりました。
では面白くなるでしょうか?

■リーグ中盤の中弛み、中位のモチベーション対策
・昇降格チームを2.5から3にする事を視野に入れている。

どうやら降格チームを増やす事で下位チームの危機感を煽る事しか策を練っていない様子です。
それでも降格の危機にない中位チームのモチベーションはどこへ?
プロなので一生懸命やって当然ですが、
人間のする事ですから動機付けは必要だと思います。
その為の私案は前回の記事に書きました。

■審判
・判定基準の問題など、継続的な課題はある。
・重要なのは、レフェリーを信頼できる体制を作ること。

Part1で言っていた
「一番の問題はチームの意見に対して、審判側が何の応答もしない事。」
は解決したのでしょうか?
問題の主体が審判側ではなく選手側にシフトしてしまっています。
私が生観戦した限りでは、依然、審判側の高圧的で対話を許さない態度が問題だと感じますが。
審判に関しては後日資料を集めて書きたいと思います。

■登録枠
・ヨーロッパのクラブはほとんど25名以下でもっと試合をこなしている。

選手枠の問題よりAFCの組む無茶苦茶なスケジュールに問題があると思います。
AFCへの働きかけがもっと必要です。
また、選手枠を頑なに25で守ろうとするのは、
質の高い選手を集中させてしまうと、リーグの発展に差し支えるという面もあるようです。
J1が仮にもう2人ずつJ2でレギュラーを争えるレベルで揃えたら、
2人×18=36で1チーム以上の人材が吸い上げられてしまいますからね。
Jがまだまだ発展途上である以上選手枠にはこれからもこだわりそうです。


■総括
就任当初からの発言と行動に矛盾は少ないと感じました。
また、Vゴール廃止、1シーズン制への移行といった大きな決断を下せた事は評価したいと思います。
2シーズン・PK決着の奇異なリーグが、
ようやく標準的なリーグ戦へと成長しました。
一方依然として残っている課題もまだまだあります。
・一向に質の上がらない審判問題
・天皇杯の日程問題(JFAが管轄)
・リーグ戦中位チームへの動機付け
がすぐに挙げられます。
以前のインタビューを読むと改革へのヒントを提示してくれていただけに、
上記の課題に対する試案が
・昇降格チームを2.5→3へ増加
だけなのは不安です。
せっかく自ら整備したJリーグなのですから、
今後はJFAを経由してアジアを含めた改革をしていって欲しいと思います。
加えて、インタビューで話題に上らなかった全Jクラブの収支公表も是非実現して欲しいと思います。

記事には取り上げませんでしたが鈴木チェアマンは「4年以上はやらない。」と言っています。
今年は3年目でようやく半分を折り返したに過ぎません。
まだまだやってもらう仕事は沢山ありますよ!
お願いしますね!
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いぎーた

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