戦力分析&対戦妄想:ガンバ大阪

戦力分析&対戦妄想2006
03 /01 2006
戦力分析&対戦妄想最終回は昨季優勝クラブ、ガンバ大阪です。

昨季の即戦力補強はアラウージョと藤ヶ谷だけだったのでやる気があるのか懐疑的だったのですが、「大事な男」西野朗監督による、最初の10節までに多少成績が出なくても方向性を定めて引き離せる時に引き離せれば、というプラン通りに概ね事が進み優勝を勝ち取りました。
結果的に東京がアシストした形なので感謝しろと言いたいところですが、シーズン通して一番印象的な活躍をしたクラブは紛れもなくガンバ大阪だったので優勝は妥当だと思います。

昨季の基本布陣はこちら
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一昨年にブレイクした大黒に加えとフェルナンジーニョ、そして新加入のアラウージョが魅惑のトライアングルを結成。大黒の裏への動き、フェルナンジーニョのドリブル、そしてアラウージョの決定力、どれもが一級品でした。
その上1万ゴールを伏兵、前田(昨年加入)が奪う強運もありましたね。
ただ、終盤は中央~左に偏った攻撃を相手に見破られ、同数で守る強気のコンセプトもやや破綻気味で足踏みせざるを得ませんでした。

補強動向はこちら
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大黒とアラウージョの二枚看板に加え吉原、松波とFW陣がゴソッと抜けた上にこっそり渡辺まで放出。
一方で即戦力としてマグノアウベス、播戸、明神、手島そして加地を加えました。補強費は7億5千万。普段は手をつけない資金まで取り崩して踏み切ったそうです。「要求した選手はすべて揃えてもらった」西野監督にとってACLを含めた4冠はもはや義務と言えるのかも知れません。

XEROXを基にした今季の予想布陣はこちら
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前線のトリオだけで見ると今後どんなに噛み合っても昨季からのスケールダウンは避けられないと思いますが、加地の加入によって左右のバランスが取れて幅が広がりそうですね。加地は持って何か出来るタイプではありませんし、中に入ってきてもそれほど芸が無いので左で溜めて右を開け、スペースを走らせるというパターンが増えるのではないでしょうか。
ただし、マグノアウベスぐらいしか高さがないので中に入れるボールには工夫が必要です。
守備に関しては明神の使い方も鍵を握りそうですね。ボランチでは計算できますが、CBとしてはまだまだのようです。

明神のCBコンバートだけでなく、全体的に現時点での完成度は攻守において低いですね。すべてにおいて個で戦っていて組織立っていませんでした。播戸が投入されて裏を狙う動きが増えてからは時折去年と同じような攻撃パターンを見せる事ができていましたが。
今年も序盤は試行錯誤を繰り返し、試合を重ねて完成度を上げていくプランなのでしょうか。
しかしACLは序盤にあるので、テストしながらも結果が求められますね。西野監督の采配に注目です。

東京はガンバ大阪をどうすれば攻略できるでしょうか。
現時点では1対1での対応とカバーがしっかりできていればそれ程怖い相手ではありません。
第三の動きがあまり無いので、変な場所でボールを奪われさえしなければ警戒はあまり必要ありません。
ただ、成熟してワイドな攻撃を仕掛けられるようになってくると面倒なので、起点である遠藤は引き続き要注意です。

では、いかに点を取るか。
それはサイドをズタズタに切り裂く以外考えられないでしょう!!
既に加地よりずっと力量が上である事を東京サポーターに証明した徳永が全国に向かって証明する場でありますし、規郎はいともたやすく加地をぶっちぎるでしょう。
そのためにも中盤からトップがしっかりとタメを作ってCBの注意をひきつけたいです。一度中央に集めさせてしまえば振ったときに対応するだけの脚力に乏しいので。
何としてでもガンバの両サイドを蹂躙して得点につなげたいですね。

サイドアタックの真髄を見せつけてやりましょう!!


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戦力分析&対戦妄想:浦和レッドダイヤモンズ

戦力分析&対戦妄想2006
03 /01 2006
戦力分析&対戦妄想第16回目は野心家クラブ浦和レッドダイヤモンズです。

昨年の基本布陣はこちら
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リーグ戦で2位となり、天皇杯では優勝しましたね。今更ながらおめでとうございます。
対戦後にも書いたのですが、ACLで戦い抜くだけの体力があるJクラブは現時点で浦和だけしかないと考えているので、希望通りでもありました。
予想通り、犬飼基昭社長は今季のリーグ戦だけでなく、来年のACLへの準備も着々と進めています。

その柱となる補強動向がこちら
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マリッチがワシントンにグレードアップした他、相馬に黒部を補強し極め付けに小野まで復帰。非常に贅沢な補強ですね。
当然、犬飼社長は「タイトル総取り」を目標においていますが、それだけでなくJ中断期間にはACLに備えて遠征をするそうです。

XEROXのスタメンを基にした今季予想布陣はこちら
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今迄の浦和にはスピード豊かなFWを軸としたカウンターのイメージがありますが、去年ポンテとマリッチがやってきてからはポゼッション志向に移行しつつあるようですね。
ワシントンの補強はその狙いをより明確にしたものなのだと思います。
面子は強烈なもののポンテや小野はあまり飛び出さず意外に硬直的な攻めしか出来ないかもしれないと思っていたのですが、XEROXではポンテがワシントンとのワンツーで再三飛び出していましたね。
この3人が注意を引いてサイドをエグる事も出来るので相手は非常に苦労します。
小野は中断期間に移籍する可能性が高いと思いますが、その頃には田中達也が本格的に復帰するでしょうからシーズン中に極端に戦力が落ちる事は無さそうです。

この浦和を東京は最低4回も相手にしなければなりません。
リーグ戦だけでなく、ナビスコカップを勝ち上がる為にも、浦和に勝つ事が非常に重要です。

東京はどう攻め、どう守れば勝てるでしょうか。
彼らを恐れて引き気味に守ってもポンテ、小野、ワシントンは人海を打破するだけの技量があるので防ぎきる事は難しいでしょう。
警戒はしなければなりませんが、冷静に勇気を持って攻める事が勝つためになによりも必要だと思います。
狙い目は当然、左サイドの裏側でしょう。
三都主の守備は未だに不用意で軽いですし、相馬の守備意識も高くありませんから。
右サイドの徳永と中盤の選手のパスワークで上手く相手左サイドを釣って空いた裏へ阿部が走りこむなど、チームとして意図的に攻める価値があると思います。東京にとって今一番機能しているのも右サイドですしね。

また、XEROXでの浦和は裏を狙われた時の対応に苦労していました。一旦ラインを下げさせられるとなかなか上げる事が出来ないようです。
そこで、長めのボールを早めに入れて彼らを押し込める策も有効だと考えます。
彼らが高いラインを敷いているうちは裏へ飛び出す選手に向けてのボールを、そしてラインが深くなってきたときにはササらをターゲットに当てると良いのではないでしょうか。
最初のボールが上手く繋がらなくてもしっかりフォローして2次攻撃、3次攻撃へと繋げて得点を奪いたいですね。

攻撃は最大の防御なり。
攻め勝って我々が上位へと登りましょう!!

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戦力分析&対戦妄想:鹿島アントラーズ

戦力分析&対戦妄想2006
02 /24 2006
戦力分析&対戦妄想第15回目はジーコクラブ鹿島アントラーズです。

去年の基本布陣はこちら
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序盤はアレックスミネイロを軸とした、アントラーズらしからぬ(?)華のあるサッカーを披露していましたね。かといって軽いプレーを連発しているわけでは勿論なく、全員の守備意識も高く、試合運びの巧みさは失っていませんでした。
序盤で早くも独走態勢に入り、優勝はほぼ確実かと思いましたが代表組の疲れや野沢の怪我が響いたのか失速しましたね。

補強動向はこちら
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柳沢選手を温情復帰させた以外に即戦力は見当たらず、あえて加えるなら評価の高い内田篤人選手ぐらいでしょうか。
アウトゥオリ新監督が現状維持を望んだのか、単に断られただけなのか、よく分かりません。

予想される布陣はこちらです
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鈴木タカユキ選手がまたも放浪の旅に出てしまいましたが、放蕩息子(?)の柳沢選手が帰ってきました。
監督が変わりましたが、個人能力よりチーム戦術重視で破綻なく守り賢く攻める「強い」チームを作ることで知られる監督、らしいのでこれまでのイメージが大幅に変わることは無いでしょう。
アントラーズには既に「色」がありますしね。
ただ、セレーゾ前監督になってから特に多くなった「芝居」は根絶してほしいと思います。
本山選手の猿芝居を観せられた時は心底ガッカリしましたよ。
もっとも、鈴木タカユキ選手ほどの名演であれば一種の「芸」に達していて逆に感心してしまうのですが。あの域までいくと憎めなくなります。

さて、鹿島を相手に東京はどうしたら勝てるのでしょうか。
ここまで上位に来るとさすがに穴という穴は見当たりませんよね。強いて言えば一向に精神的成長が見られない青木選手ぐらいでしょうか。彼がボールを持った時に圧力をかける、下げたボールを狙う、というのはかなり有効な手段に思えますがあまり気持ちの良いプレーではありませんね(苦笑)

もう一つやりにくいのは、東京がやろうとしている方向にかなり似通っていると思うからです。
しっかり繋ぎながら穴を作って突いていく、というスタイルはそれこそアントラーズが「色」と言えるほど定着させていますよね。
まったく同じことをやろうとすれば当然ですが、一日の長がある彼らに分があります。

ただ、彼らが彼らしか持っていない武器があるように、東京には東京の武器があります。
鹿島との試合で鍵になるのはサイドの攻防ではないでしょうか。
経験豊富なものの衰えを隠せない名良橋、力はあるものの未だにアントラーズでは発揮しきれていない新井場という両サイドに対し、経験や駆け引きこそ劣るものの突破力では勝る徳永と規郎がどこまでやれるか。
少々劣勢でも両サイドがボールを前に運ぶ事が出来れば得点チャンスは生まれます。
といって、すぐに上げても大岩、岩政が相手ではいくらササでも毎回勝つ訳にはいかないので、中の選手は両サイドからのパスを裏で受けられるような動きをすると効果的なのではないかと妄想します。

「負けない」鹿島に勝ちきって、勝負強さを手にしましょう!!

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アントラーズが鹿島スタジアムの指定管理者になり、4月1日から5年間管理を行うそうですが、アウェー側のモツ煮が充実したりする訳ではありませんよね……。

戦力分析&対戦妄想:ジェフユナイテッド市原・千葉

戦力分析&対戦妄想2006
02 /24 2006
戦力分析&対戦妄想第14回目はアイデアクラブ、ジェフ市原・千葉です。

このクラブの特徴の一つに「ジェフクラブ」の存在が挙げられます。
これは何かというと2003年にジェフの下部組織として設立されたジェフのアマチュア“チーム”です。
去年は全員が夜勤やらアルバイトやらをしながらの選手であったにもかかわらず、なんとJFL昇格を果たしました。
今後は既存の選手に加え、出場機会の少ないトップチームの選手も加えてJFLを戦うそうです。
JFLという高い舞台に上がった事で、アマチュアクラブ所属の選手のトップチームへの昇格だけでなく、出場機会の少ないトップの選手が移籍手続き無しでJFLの公式戦に出られるメリットも生まれます。
ジェフは水曜日に練習試合をいつもしているそうですが、やはり公式戦に出るのとでは選手の成長度が格段に違うそうなので更なる効果が期待できそうです。
以前ヴィッセル神戸のエントリーで紹介した、ヴィッセル神戸とSC鳥取との提携よりも密度の濃い交流が望めるのは間違いありません。

肝心のトップチームも欧州路線が花開き、ナビスコカップという実りを手にしただけでなく、リーグ戦でも最終節まで優勝争いを演じました。
懸案だった観客動員も10月にフクアリの使用が開始され、4試合がチケット完売になるなど、明るい一年だったと言えるのではないでしょうか。

そんな昨年の基本布陣はこちら
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一昨年のレギュラーが5人も抜けるという異常事態で開幕を迎えたにも関わらず、質を向上させるという離れ業をやってのけました。
これは年間合計130試合!!!もした練習試合の賜物で、どの選手にもしっかりオシムサッカーが浸透している証拠でしょう。

補強動向はこちら
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主力の放出は林、ポペスクだけで済んだのでジェフサポーターはホッと胸を撫で下ろしているかもしれませんね。
加入選手の注目は、学園祭で王子様役を務め選手権大会でも国立を沸かせた野洲高校出身の青木孝太選手でしょう。
ただ、即戦力として計算出来そうなのはクルプニコビッチ選手だけですね。

なぜ即戦力を積極的に獲りにいかないのか、理由は2つあるようです。

一つは当然、お金です。
もともと大したお金のないクラブですが、何と今年は古河とJR東日本が5千万円ずつのスポンサー料を減額しているんですね。ナビスコの賞金が一気にチャラになってしまいました。
その背景には将来的に親会社から独立し、自立経営したいという淀川隆博社長の意向があるようです。
もちろん、新しいスポンサー獲得努力をし、最近になって君津住宅契約を結んだのでジェフサポも大喜び(ごご犬の部屋さんを読んじゃうとムショウにマスコットが欲しくなってしまいますw)です。
スポンサー絡みでは、派遣業のバックスグループと新たに契約を結んだ事も忘れてはいけません。
なぜならこの契約の内容が先に書いたジェフ・クラブのアマチュア選手を正社員として雇用し、千葉市・市原市などの企業に派遣する提携という画期的なものだからです。
これでアマチュア選手の就職先が確保されましたし、就職先の理解も得やすくなったのでサッカーに集中して取り組めますね。

さて、もう一つの理由なのですが、どうやらこれまでの新加入選手がなかなかオシムサッカーに馴染めなかったようなんですね。力はあるのだけれど、経験がかえって邪魔になってしまったのかついていけなかったそうなんです。
ですから、そこそこの選手を獲る位なら獲らないでまっさらな新人の育成に力を注いだ方がずっといい、という判断のようです。

そして、予想される布陣がこちらです
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即戦力の出入りが少なかったので、ご覧の通り去年とほぼ一緒です。
メンバー間では少ないかもしれませんが、トルコ遠征でディナモザグレブシュトルムグラーツなどを相手に揉まれるなど新たな刺激を受けているようです。
ちなみにこのトルコ遠征のアイデアを出したのはオシム監督ではなく、祖母井さんだそうです。
何でもトルコキャンプは宮崎キャンプなどと同じくらいの費用で出来るらしく、それなら強豪クラブと練習試合をたくさんできるトルコの方がいいだろう、という事で決まったそうです。
ジェフは既にベースを確立しているので、その方が効果が格段に高そうですね。
「アジアを目指す」という淀川隆博社長の下、強化は着実に進んでいるようです。

また、観客動員でも1万5千人を目標とし、連続最下位からの脱出を図っています。
犬文字湯のみなどグッズ販売にもいつになく力が入っているようですし、今年は収入面でも大きく飛躍できるかもしれません。

さて、このジェフを相手に東京は戦う訳ですが、去年はナビスコを含めて3連敗し、最後にようやく一矢を報いるというやや屈辱的な内容でしたね。
ただ、その勝った試合は素晴らしい内容だったので是非今年も参考にして欲しいのですが、前から積極的にプレスをかけて奪ってハーフカウンターという原さんサッカーの真骨頂みたいな内容なんですよね。
機能させるには非常に高い完成度が要求されるので、今年中にガーロ流のアレンジでこの域に達するのは難しいかもしれません。

そこで、ジェフの去年の対戦成績を見たら、C大阪に2敗し、鹿島に1分1敗だったのでこれを参考に妄想しようと思います。
その試合を見た訳ではないのでイメージでしかないんですけどね(苦笑)
まずセレッソですが、恐らく低い位置で待ち構え、カウンターで沈めたのでしょう。
ジェフは攻めにかける人数が半端じゃない分、カウンターがハマれば格好の餌食になるでしょうから。
ただ、低い位置で待ち構えるというやり方はこれまでやってきた原さんサッカーを全否定するようなものなのであまりして欲しくありません。

もう一つの鹿島は何といっても主導権を握るのが上手いチームなので、ジェフをリズムに乗せなかったのではないでしょうか。
いくらジェフといえどもボールを持たずに人を追い越すことなど出来ませんし、一度リズムに乗ったと思っても鹿島の老獪さの前に続かなかったのだと思います。なんとなく、不完全燃焼のまま90分を終えてしまった、そんな試合だったと妄想します。

ガーロ東京にとって参考になるのはこういった戦いではないでしょうか。
しっかりと保持しながらもボールと人とが激しく動き回り、マークが剥れたところを突く。
これまでの東京が最も苦手とするところですが、これをしなければガーロ東京は前に進めないでしょう。
具体的にどう動くか、それは聞かないで下さい(笑)ただ、ダイヤモンド型でいくならばボールを持てる、正確に送れる選手が揃いますし、ポジションを流動的に動いてもこちらは混乱しないのではないでしょうか。
ジェフの頑張りが勝つか、東京のインテリジェンスが勝るか見物です。
また、90分間ボールを保持するのは無理なので、ジェフの時間帯を短くする努力、ペースを取り戻すプレーが必要になるでしょう。少しぐらい苦しい状況でもこれまでのように安易にクリアせず、しっかり繋げる意識、周囲はフォローに入る意識を持つ事が大切だと思います。

これまで、ジェフとの試合は勝敗に関わらず気持ちの良い試合が多かったですね。
それは両クラブが攻撃的な姿勢を持っているだけでなく、見苦しい時間稼ぎや下手な演技を全くしなかったからだと思います。
スタイルが変わろうともこの姿勢だけは失わずに気持ち良く勝ちたいですね!

参考:サポーターコミュニケーションデー議事録

フクダ電子アリーナ情報
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戦力分析&対戦妄想:セレッソ大阪

戦力分析&対戦妄想2006
02 /23 2006
戦力分析&対戦妄想第13回目は寸止めクラブ、セレッソ大阪です。

過去にリーグ戦(ステージ)で1度、天皇杯で3度、優勝まであと1歩まで迫り、去年も最終節前に首位に立ち、最終節も優位に試合を運んだものの自滅とFC東京の粘りによって引き分けで終わり、またもや優勝を逃しました。

しかし、去年のシーズンを表現するならば「悲劇」よりも「飛躍」の方がふさわしいのではないでしょうか。一昨年15位に終ったクラブが立ち直るばかりか優勝を争ったのですから。
小林伸二監督はもっと偏ったチーム作りをする監督だと思っていたのですが、実際のチームはカウンターを基調としながらも攻守のバランスがよく取れていました。反町監督が戦術を参考にしたという話も頷けます。

去年の基本布陣はこちら
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「課題は4バックで守られた時の攻め」(小林監督)だったそうですが、計4点も取られた身としては嫌味にしか聞こえません。

補強動向はこちら
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ファビーニョ、布部はともかく、久藤を手放したのは不思議ですね。ピンゴ、山田、河村でなんとか埋まるとは思いますが。
FWに目を向けると、黒部に代わる即戦力が柿本では若干心もとないように思います。苔口だけでなく期待のルーキー、デカモリシこと森島康仁にも出番が回ってくるかもしれません。
他にも柿谷、堂柿と潜在能力が高いと言われているルーキーの獲得に成功していますね。

予想される布陣はこちら
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大きな戦術変更は無いそうなので、昨季の形を踏襲すると思われます。
ただ、去年のように戦っているうちに2TOPへの変更などスタイルをマイナーチェンジする可能性は当然ありますね。

図らずも去年、FC東京とセレッソ大阪は互いのホームで恨みを抱くような試合をしましたね。
せっかく東京と大阪という日本の二大都市を本拠地にするクラブ同士のカードなのですから、これからもっと盛り上がると良いと思います。

とはいえ、みすみす勝ち点をくれてやる訳には行きません。
彼らに勝つにはやはり両サイドのスペースって攻め、守っては西沢にいいクサビが入らないようにするのが定石でしょう。
セレッソの両サイドが戻る前に攻めたいので前線でボールが収まったときにスピードある攻撃を仕掛けたいですし、サイドバックには高い攻撃意識を持って欲しいですね。
西沢へのクサビに関してはファビーニョが抜けたので去年より質の高いボールは入ってこないとは思いますが、出所であるボランチへのケアは怠れません。
一度入ってしまうと西沢の高い技術で前を向いてスルーパスを出されたり、落として逆サイドに振られたりと難しい対応を迫られますからね。
2列目以降や逆サイドの選手を捕まえるためにも広い視野を確保しながらの守備が必要になると思います。

大阪に首都の力、見せ付けてやりましょう!

長居スタジアム情報
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いぎーた

FC東京が気になる人.

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