高校サッカーが迎えた転換期 第84回全国高校サッカー選手権 決勝 鹿児島実業×野洲[生観戦]

高校年代サッカー
01 /10 2006
毎年恒例の親族会で挨拶を済ませ、急いで国立へ。
着いたのは前半終了間際。
電光掲示板で野洲が1-0でリードと知り、少し驚きました。

HALF TIMEになるのを待って仲間と合流。
国立の空はこの日も青く、その上風も無かったので穏やかな絶好のサッカー日和でした。
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仲間に前半の様子を聞くと、序盤はいつものように鹿実が押していたけれど、それを凌ぎ切ると20分頃からは野洲がペースを握って見事なサッカーを披露したそうです。
先制点はセットプレーの流れから、との事。
鹿実お得意のスタートダッシュを防いだ上に堅牢な守備を崩すとは!!
後半がますます楽しみになりました。

鹿実ボールで待望の後半開始です。
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開始直後に怒涛の攻めを見せたのは予想通り鹿実でした。
前線からの素早いプレスにさしもの野洲も繋がずにクリアする場面が多くなり、セカンドボールは出足の良い鹿実が拾って波状攻撃。
また、なんとか繋いでも鹿実の寄せが早いのですぐに囲まれてボールを奪われてしまうので一方的な展開になりました。
幾多のチャンスを迎える鹿実ですが、なかなか入りません。
そんな時間が20分も過ぎると前半同様に鹿実の足は止まるのだろうな、と思っていました。
しかし、そんな陳腐な予想を裏切り、鹿実は出足を衰える事なく攻め続けました。
何という運動量、勝利への執念なんでしょう!!
この時点でもう胸にこみ上げてくるものがありました。
野洲高校も黙ってはいません。
どんどんと前掛かりになっていった鹿実の穴を突き、素晴らしいパスワークと7楠神らのスピードを活かしてむしろ鹿実より多くの決定機を生みました。
が、この日も決定力だけが足りず突き放すには至りません。
そして後半34分、CKの流れから鹿実11迫田の得点が生まれ、遂に試合が振り出しに戻りました!

追いついた後ややペースダウンした鹿実と攻めにかかる野洲は一進一退の攻防を繰り返すも得点は生まれず、試合は延長戦へ。

野洲ボールで延長前半開始。
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運動量の豊富な両チームでしたが、ここまで来ると差が現れ鹿実が優勢に試合を運ぶようになりました。
しかし、野洲ディフェンスは最後の一線を越えさせず、時折カウンターで応酬しました。
お互いに決められず、延長前半は0-0で終えました。

鹿実ボールでいよいよ最後の攻防戦へ。
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流れは運動量に勝る鹿実に更に傾き、野洲は苦しくなる一方でしたが高い集中力でゴールを許しませんでした。
そればかりではありません、彼らはチャンスを虎視眈々と狙っていました。
7分、ようやくボールを奪って中盤の選手に繋がりましたが、この時点ではまだ前に2人程しか選手がいませんでした。
ボールを受けた選手はすぐに左にいた選手(7楠神選手かな?※3田中雄大選手でした)に渡すとこの選手が右サイドをするすると上がっていた14乾選手へピタリと渡るダイレクトパス!!
一気に形勢が有利になった野洲の乾選手はそのまま右サイドを駆け上がると中央に入ってヒールパス!!
これを受けた10平原が右サイドを走ってきた19中川に素早くパスし、クロスを挙げると中には4人もの選手が!!
そのうちの一人、12瀧川が見事に押し込んでゴーーーーーーーール!!!

うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

凄すぎるーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

こんな時間になんてプレーをやってのけてしまうんだ野洲高校は!!!!

追い込まれて前に急ぎたい状況にも関わらず、左に預けてしまう憎らしいほどの冷静さ!
体力など殆ど残っていないはずなのにダイレクトでサイドチェンジをピタリと成功させてしまう視野の広さと技術力!!
パスが来ると信じて走る信頼感!!!
中に入ってヒールパスを使ってしまう大胆さ!!!!
しっかり感じて受け、即次のプレーに移る発想力!!!!!
DFでありながらゴール前まで上がってしまう勝利への執念とゲーム勘!!!!!!

いくら褒めても褒め足りない程に野洲の魅力が詰まったスーパーゴールが生まれました!!!!!!!!

これだけ素晴らしいプレーをされてはさしもの鹿実ディフェンスもすっかり翻弄されてしまいますよ。

拍手とどよめきがおさまらないまま試合再開。
後が無くなった鹿実ですが、決して勝利を諦める事はありませんでした。
セットプレーではGKも上がって得点を狙いました。
(分かり難いと思いますがPA内にいる緑色の選手がGKです。)
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必死に攻める鹿実ですが、野洲が粘り強く跳ね返し続け遂にタイムアップ!

野洲高校優勝!!!!

優勝の喜びを爆発させる野洲イレブンと倒れこんでしまった鹿児島実業イレブン。
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高校サッカー史に間違いなく残る名勝負を演じた両イレブンへの拍手で国立が包まれました。
いくら拍手しても褒めても足りません。
両チームの勝利へかける気持ちと高い技術がビシビシと伝わってくる試合で、途中からでも駆けつけて本当に良かったと思いました。

野洲が素晴らしい展開で攻撃を仕掛けるのは既に分かっていたのですが、この日は途切れない守備が目を惹きました。
シュートなどを一度防いだ後は普通なら少し間を置いてしまいますが、彼等は流れるように次のプレーに移るんですよね。
だから鹿実がこぼれ球を押し込もうとしても寄せられていい状態でシュートを撃つ事が出来ていませんでした。
後半以降だけで何本もシュートを撃った鹿実ですが、ダイレクト以外で思うようにシュートを撃てる瞬間があったのはバイタルエリアから放った1度だけだったと思います。
たったワントラップの間も許さない野洲の対応は素晴らしかったですね。
そして、そんな状況でもゴールを挙げてしまう鹿実も流石です。

鹿実で目を惹いたプレーはCKです。間接的に得点にも繋がりましたね。
CKを蹴る前はこのように一箇所に何人もの選手が集まり、
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蹴る瞬間になって散らばる、というやり方をしていました。
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観た覚えのないやり方だったので感心したのですが、王道のプレーなのでしょうか?
最初にあれだけ密集されるとDFがマークに付けないので面白いプレーですね。

そして、最も面白かったのはボールキープの仕方です。
両校共にキープ力が高かったのですが、その方法が対照的に見えました。
鹿実は強いフィジカルを活かしてガッチリとキープ。
一方の野洲は体の入れ方を工夫してボールをキープしていましたね。
ドリブルでも鹿実の重戦車のようなドリブルに対し、野洲は戦闘機のように軽やかなドリブルを披露しました。

近年(というより昔から?)、高校サッカーは国見や鹿実のようにフィジカルで勝るチームが結果を残してきました。
技術よりフィジカルを高める事が高校サッカーにおいて結果を出す近道のように思われていたと思います。
しかし、野洲はこの考えに一石を投じました。
何より素晴らしいのは“優勝”という最高の結果を残した事です。
もし彼らが鹿実に敗れていればフィジカルに勝る近道なし、という認識を再確認する場になっていたかもしれません。
野洲高校が優勝した事は間違いなく全国の指導者の認識を変えるインパクトを残したはずです。

サッカーに必要なのは果たして何だろうか。
相手の意表を突く攻撃は練習で培えないものだろうか。
決定力の才能を練習で埋める事は出来ないだろうか。
日本を代表する選手に育てるために必要なものは今鍛えてる部位の筋肉だろうか。

サッカーファン、そしてサッカー指導者にとって一からサッカーを考え直すヒントを与えた大会だったと思います。

鹿児島実業ナイスファイト!!

そして、

野洲高校優勝おめでとう!!!!!

来年は決定力もある野洲が見たい、と思うのは贅沢でしょうか(笑)


興奮冷めやらぬおれ達は秩父宮ラグビー場で社会人ラグビーを観ていた「くつろぎかふぇ」の太一.さんとFRESHNESS BURGERで合流し、早速試合の感動を伝えました。
そしてしばらく談笑した後はみんなでラーメンを食べに神楽坂へ!!

今回のお店は駅近くにあるお店「龍朋」
ラーメン屋というより中華料理屋といった佇まいでした。
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注文したのは「広東ラーメン」です。
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ジャージャー麺のような麺をトロッとしたあんかけが包んでいました。
先日食べたお店同様、このお店も味付けが絶妙で素材の味を引き出していて実に美味しかったです。
ご覧の通り器一杯に美味しいスープと麺がギッシリで量も申し分ありません。
麺が最初から柔らかめな上にスープがあんかけで熱いために伸びやすいのが唯一の欠点ですね。
食べる時はサッサと食べ切るか、予め麺を硬めで頼みましょう(笑)

ラーメンが美味い店には珍しいゆったりとした店内の中でおれを含めた東京サポ3名、マリノス&ベルマーレサポ1名、レッズサポ2名で行われたサッカー談義はいつまでも尽きる事無く暖かな雰囲気に包まれながら夜が更けていきました。
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哲学が培う創造性 第84回全国高校サッカー選手権 準決勝 野洲×多々良学園[生観戦]

高校年代サッカー
01 /08 2006
「練習開始が12時から10時に変更になりました。」
所属するサッカーチームから前日にメールが届いた時真っ先に思い浮かんだのは高校サッカー。
すぐさまチケットを手に入れました。

当日7時半起床。
着替えるのは面倒な上に荷物にもなるので、全身ジャージで身を包んで待ち合わせである東京国際フォーラムへ。
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本年初練習はボールを一切使わないフィジカルトレーニング。
我がチームは去年から急に部活チックになったのです。
自主的に集まった人達だけでやるから、やらされ感が無くて楽しく練習できるのが部活との違いかな。
これでもかというくらい青い空の下みんなで新年のご挨拶をして、さっそく練習。
最初のメニューは皇居周り一周。幕開けに相応しいメニューでしたね。
おれは皇居周りを走るのは初めてだったんですが、氷の張った池と橋、そして木々のコントラストがかなり美しかったです。
今度機会があれば走りながら写真を撮ってみたいけど無理かな(笑)
その後はダッシュやら腹筋やらが混ざった筋力&アジリティトレーニング。
おれにはかなりキツかったのですが、最近特に運動不足なのでこれくらいが丁度いいのかもしれないしれませんね。
充実した練習が出来たので我がチームはかなり良いスタートが切れたのではないでしょうか。
チームメイトも「始め良ければ終り良し」と迷言を残してくれました。
今年こそDに勝つぞ!!

そして終った後はお食事。
練習後にみんなで食べる飯っていうのはめちゃくちゃ美味いんですよね。
それと、チームメイトの赤ちゃんかわいかったな。
そんな至福の時間はあっという間に過ぎ、慌てて国立へと向かいました。
家に帰って着替える予定だったのですが仕方ありません。

青赤仲間と合流して国立へ。
準決勝第二試合のカードは野洲×多々良学園でした。
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面白いと評判の野洲は一体どんなサッカーをしてくれるのか、学園存続に揺れる中奮闘する多々良学園はどう奮闘してくれるのか期待が膨らみました。

試合前、厳しい状況の中かけつけてくれた応援団に挨拶する多々良学園。
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野洲ボールで前半開始。
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試合を観ながら壮観な眺めにも見とれてしまいました。
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始めにペースを握ったのは野洲でした。
ボールを繋げる意識が高いなんてものじゃない程に徹底されている上に判断が早くて正確、受け手もスペースをみつけるポジショニングに優れているので面白いように相手の急所をエグって行きました。
そしてPAに入ればフットサルをしているかのような足技とアイディアを見せ、それにオフザボールの選手が見事にシンクロしていて魅惑的なサッカーを披露しました。
システムは3-5-2のワンボランチなのですが、3バックとワンボランチ以外が流動的にポジションを変えながらも見事にボールに絡み機能する様は非常に美しかったです。
しかし最後のシュートだけが上手くいかず、10分過ぎ頃になると多々良学園の守備陣がある程度慣れ始め、FWにボールが収まり始めると徐々に流れをイーブンに戻していきました。
多々良学園の攻撃はテクニックとパワーのmix。
野洲に比べれば粗さはあるものの、中盤を意図のあるパスワークで繋ぎ、パワフルな前線に繋げるとDFを振り切ってシュートをする場面が何度も観られました。
しかし、こちらもシュートはバーを叩いたり枠を外したりと精度を欠いて得点ならず。
前半だけでかなりの決定機を創り出した両者でしたがスコア上は0-0で前半を折り返しました。

多々良学園ボールで後半開始。
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この試合で足りないのはもはやゴールだけといった前半でしたが、その待望の得点が早々に生まれました。
後半5分、野洲の7楠神が右サイドを突破すると相手DFをまた抜きしてPA内に進入してクロス、これを12瀧川がキッチリ決めて野洲が遂に先制点を奪いました。

多々良学園は10ダンらのフィジカルを活かして反撃を試みるも、野洲の運動量と判断の早さがまるで落ちずに一進一退の攻防。
特筆したいのは野洲の守備面についてです。
フィジカル的にキツくなるはずの後半になっても彼らは積極的にボールをかなり高い位置から囲い込んで奪う事に成功していました。
そしてそれがすぐ様攻撃に繋がり相手に脅威を与えていました。
何故彼らはこんな事が可能なのでしょうか。
もちろんベースは運動量にあります。
しかし、もう一つ挙げたいのは“距離感”です。
彼等はショートパスを主体とした攻撃を仕掛けるので自然とボールを持っていない選手は持った選手に近からずも遠からぬ位置にポジションを取っていました。
だからボールを奪われた後も素早く無駄なく相手のボール保持者を囲む事が出来て、奪えばすぐに思い通りの攻撃を仕掛けられたのですね。
野洲の山本監督が「守備と攻撃を分けて指導することはしていない」から出来る事なのでしょう。
もちろん、完全ではないので奪えず相手の決定機になってしまった場面がいくつかありましたが。

また、これまで野洲のパスばかり強調していましたが、カウンターを仕掛ける場面が多くなると今度は高いドリブル突破能力を見せつけてくれました。
これがあるから相手は飛び込む事も出来ず対応に困るんですね。

試合は進む程に野洲の上手さと両者の決定力不足を露にする展開でスコアが動かないまま終了。
4-2ぐらいの内容ながら、スコアは1-0で野洲高校が決勝にコマを進めました。

野洲のアイディアと技術、多々良学園の屈強なフィジカルを存分に楽しめた試合でした。
この試合ほどヒールパスが効果的に使われた試合を観たのは初めてです。
また、お互いの技術が高い上に野洲がクリアなど受け手のいないパスを極端に避ける為アウトオブプレーが殆どありませんでした。
これ程切れない試合はJリーグを含めて殆ど無いと思います。

選手で目立ったのは野洲の14乾、9青木、10平原、7楠神選手です。
乾選手のベースポジションは左WBなのですが、自由自在に動き回りながらも組織と噛み合っていて見事でした。
左サイドを力強く突破したかと思えば中央に流れて芸術的なパスを出したりと如何なく才能を発揮。
最後の方は素早い切り替えしで何度も相手DFを振り切るなどやりたい放題でした。
これでまだ二年生。中京大中京の伊藤と合わせて来年が楽しみな逸材です。
青木選手も素晴らしい個人技で相手DFを抜き去って何度も決定機を作り出しました。
ただ、純粋な点取り屋とは言うより、チャンスメイカーという側面が強いと感じました。
平原は何度もそこを通してしまうのか、そんなとこを見ていたの!?と驚きを与えてくれるパスを連発しました。
楠神選手も素晴らしいポジショニングと突破、そして気の利いたパスを何度も送っていました。
あとは優秀なフィニッシャーさえいればいう事ないのですが(笑)

多々良学園では素晴らしいボールキープを見せた8平間選手が良かったです。
10ダン選手も目立ってはいましたが強さ以外の何かを感じる事はありませんでした。

この試合の面白いコラムを見つけました。コチラです。
多々良学園の白井監督が語るこの大会への切実な想いが伝わってきますし、何と言っても野洲高校の山本監督が語るサッカー哲学は必読です。
「技術をベースに判断の速さで勝つサッカー。」こそ身体能力に優れない日本が追い求めるべきサッカーではないでしょうか。
また、「近年、日本サッカー界のレベルの向上は著しいが、同じような選手が多いのではないか」には同意してしまいますね。

創造性は培うものではなく才能によって生まれるもの、今迄そう考えていましたし、否定出来ない面はあると思います。
しかし、野洲高校や記憶に新しい甲府のサッカーはその常識を打ち崩したのではないでしょうか。
野洲は失礼ながら全国から選りすぐりの人材を集めた高校ではありません。
しかし、無名の選手達は山本監督の哲学の下で創造性を育み、個人として、チームとしてクリエイティビティーを如何なく発揮しました。
甲府も選りすぐりの人材が集まったクラブとは言えません。
何せ主力の殆どはJ2のお荷物クラブだった頃からの選手ですから。
しかし、彼らも一貫したクラブ哲学(攻撃的サッカーを志向したのは大木監督だけではありません)の下でチームとして創造性を発揮するようになりました。
この両チームが示した事、それは創造性も練習によって培う事が出来るという事実です。
ここで大事なのは創造性を発揮する選手一人にその役割を担わせるのではなく、チームとして目指すという事ではないでしょうか。
いくら一人の選手に見えていてパスを出しても受け手が感じていなければ何の意味も無いのですから。

準決勝のもう一つのカード、鹿児島実業×遠野は3-0で鹿児島実業が勝ちました。
生観戦した友人によると、圧倒的な内容だったとの事。ここまでは予想の範疇です。
しかし、野洲のような素晴らしいチームが現れるとは思いませんでした。
いくら鹿実に隙が無いとはいえ野洲の攻撃をもってすれば決定機は何度か作れるはずです。
予想は鹿実優勝のままですが、野洲にも充分可能性があるように思います。
これは決勝が楽しみですね!!

娯楽サッカーを観た後におれ達が向かったのは四ツ谷です。
勿論、ラーメンを食べに(笑)
今回選んだお店は「広島つけ麺 ぶちうま」
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広島つけ麺とはどんな味なのでしょうか、ドキドキしながら店内へ。
入って早速注文したのですが、その時に「辛さは何段階?」と聞かれました。
何の事だろうとよくみると目の前にこんな紙が貼ってありました。
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辛いつけ麺とは想定外。
しかも読めば読むほど恐ろし気な事が書いてあります。
辛いのが苦手なおれは恐れおののきながらも5にしました。

あまり間をおかずに出てきたつけつゆがこちら。
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赤い……。
見るからに辛そうです。

そして麺がこちら。
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今迄つけ麺は中~太麺ばかりだったので細麺が出てきた事にまたビックリ。
ドキドキしながらつけ麺につけて食す。
あれ全然辛くな…………辛い!!
食べ始めはむしろ甘さを感じたのですが少し後に喉に来て、その後唇に来ました(笑)
やっぱり気になるのは最初にくる甘さですよね。
何でもこのスープ、トマトを3時間も煮込んだのを含んだ上にスパイスにも甘みがあるそうです。
また、麺の上に載ってるキャベツときゅうりがこの上なく甘美味い!!
これらを引き立たせるために麺が細麺なんでしょうね。もの凄くバランスが良いです。
自由に足せるゴマも美味しいですし。
一旦食べ始めると病みつきになり、あっという間に食べ切ってしまいました。
辛いのが苦手なおれ達(仲間も苦手だった)ですらこの味は大満足!!
しかも、このつけ麺は麺もつゆも冷たいから夏にこそ最適で冬はちょっとキツイ状況なのに!!
辛いのが普通に好きな人が夏にこれ食べたら発狂するかも(笑)
ハッキリ言ってオススメです。
ちょっと分かり難いところにあるので行く時は充分調べ、この看板を見逃さないように!
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外に出ると冷たい風が熱くなった唇を冷やしますが時間を見るとまだ17時。
まだまだ遊び足りないぜ!!

という訳で映画を観る事にしました。
色々検討した結果、お台場に行く事に。
新橋でゆりかもめに乗り換え。

台場駅で降りてAQUA CITYの奥にあるmediageへ。
お台場で遊ぶなんてかなり久しぶりです。
甘い思い出がよみがえ…らなくていいよ!切なくなるから!!

選んだ映画は「ハリーポッターと炎のゴブレット」
ハリーポッターシリーズってまるで観た事無かったので。
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快適な席で観た感想は……

二度とハリーポッターなんか見るかバカ野郎!!

この映画の見所って一体何処!?
まさか異常に長いエンドロール?
映像に驚きも美しさも無く、演技が上手い訳でもなければ美人が出てくる訳でもない。
その上、煽動映画かと邪推してしまうようなストーリー。(何に対してかは深く書きたくありません。)
大人は勿論だけど、子供にも見せたいと思うような映画じゃないよ。
オフの日にこれ程の憤りを覚えたのは久々です(苦笑)

これならキングコング(まさかの超大作で3時間もあるらしいw)にすれば良かったかな、なんて仲間と愚痴りながら外へ。
全身ジャージ姿のおれにも強く冷たい風が容赦なく吹きつけるなか臨海線の駅へ向かって帰宅しました。

大外れだった締めを含めて、強い印象の残る出来事の多い一日でした。

日本人と決定力 第84回全国高校サッカー選手権 3回戦 鹿児島実業×徳島商業[生観戦]

高校年代サッカー
01 /04 2006
寝正月そのままに遅く起きた朝。
既に外は日差しが強く射していました。
雑煮をもごもごと食べてゆらゆら身支度。
ふらふらとした足取りで外へ出たおれをキンとした冬の空気が出迎えようやく意識がハッキリし始めました。

駒沢競技場の空もやっぱりキンと晴れていました。
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対戦カードは鹿児島実業×徳島商業。
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こちらが鹿児島実業の応援。
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部員だけでなく管楽器がいてチアガールまでいます。
ヤマトなど伝統の曲を重厚な声で歌うのがメインで管楽器やチアガールが彩る風合い。
チアガールがボードを掲げたりとレパートリーも豊富でした。

こちらは徳島商業の応援。
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こちらも部員だけでなく管楽器、そして普通の生徒による応援。
こちらは管楽器による応援がメインで声が要所で入るといった具合でした。

応援は場数の差か鹿児島実業がやや優勢でしたが徳島商業の管楽器も頑張って応戦していました。

試合はというと、こちらは終始鹿児島実業ペースでした。
最初からトップギアで入った鹿児島実業が4分に9栫(かこい)選手が早くも先制すると、10分に11迫田選手が追い討ちをかけました。
その後は膠着状態に入りましたが、それは徳商が反撃したからではなく鹿児島実業が意図的にペースダウンしたからです。
事実、徳商は殆どシュートを打てず、逆に鹿実は終了間際の38分は試合を決定付けたと言っていい3点目を13諏訪園選手が入れました。
何から何まで完璧な内容で鹿児島実業が3点リードで前半を折り返しました。

エンドが換わって後半開始。
またもや開始早々から鹿実がエンジン全開で襲い掛かりましたが、これをなんとか徳商が跳ね返すと初めて攻めの時間帯に。
8塩谷を中心にシュートまで持ち込もうとしますが至らず。結局5分も経たずにペースを戻され57分鹿実に11迫田のゴールが生まれました。
鹿実はその後ものらりくらりと老獪な守備をみ徳商をゴールに近づけず、攻めては65分に15平田がオシャレなヒールキックで追加点。
その後も主導権を譲る事無く試合を終え、5-0と結果的にも内容的にも完璧な勝利を収めました。

圧巻のパフォーマンスを見せた鹿児島実業の選手達。
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実力を発揮させてもらえなかった徳島商業の選手達。
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この後互いの応援団がエールを交換していました。
これも高校サッカーならではの清々しい光景ですね。

鹿児島実業の強さはハンパじゃありません。
何から伝えれば良いか迷うほどですが、一番の特長は圧倒的な決定力でしょう。
シュートを撃った時、距離に関係なく必ず枠に入れるばかりかキチンと角に送り込むんですよ!
しかも、一部のFWだけの話ではなく、全てのイレブンが!!
他のどの高校に行ってもエースストライカーとなれるだけの選手たちばかりなのですからこれだけ大量点を奪えるのも頷ける話です。
何しろほぼ決定機の数だけゴールに繋げてしまうのですから。

日本人のストライカーが生まれない理由を文化に求める意見をよく聞きます。
おれもそうかもしれないな、と思っていました。
でも、今なら断言できます。

決定力を生むのは文化じゃない!

練習だ!!

天才の存在は否定しません。
しかし、練習によって遜色無い程に近づける事を鹿実の選手達が教えてくれました。

次に伝えたいのは試合運びの上手さです。
この試合では一気呵成に攻めて得点を奪うとペースダウンしながら相手の体力も削り、隙が出来た途端に急襲して点を奪ってしまいました。
これを組織として一糸乱れずやってのけてしまうのが凄い。恐るべき一体感です。
それもこれも、選手達自身が卓越した先述眼を持っているからですね。
相手の背後をロングボールで突くべき時、きっちり足元で繋いでいく時という判断に狂いがまるでありませんでしたから。

そして連動性と視野の広さ。
攻める時間帯になった時はMFを中心に第三の動きをするのですが、このタイミングが素晴らしい上に出し手の視野も広い。
MF陣の得点はFWが前へ行って囮となった事で出来たバイタルエリアのスポットにMFが走りこんで打ったミドルシュートによるものです。
出し手、受け手、囮、三者の意図と技術がカッチリと嵌った素晴らしい得点でした。
守っても意思統一がしっかりされているので徳商はまともなシュートすら打たせてもらえませんでした。
その上圧巻なのは前から取りに行った時間帯です。
早いプレスで相手の出しドコロをドンドン消していき、ボランチの位置で頻繁にインターセプトしていました。
そして数的優位に立ったまま攻め切ってしまうのです。恐ろしいチームですね。

鹿実の選手達は誰もが輝いていたし、分かりやすい上手さではなく質実剛健タイプなので特に誰かを挙げるのは難しいのですが、あえて挙げるならFW栫選手ですね。
彼のPA内での動き、ピンポイントでDFの前に入ってしまう動きやシュート精度、そしていらぬ警告をもらってしまうヤンチャぶりは強く印象に残りました。

鹿児島実業はかなり高い確率で決勝に上るでしょう。
その時が今から待ち遠しいですね。早くチケットを手に入れないと。

一方、徳島商業に関してですが残念ながらまるでいいところを出させてもらえませんでした。
仕方ないですよ。
鹿児島実業の実力は高校レベルを超えていましたし、徳島商業はたった4日で3試合目なんですから。
動きにキレが無くてはこの相手に大敗してしまうのも無理はありません。
むしろ最後まで気持ちを切らさずに戦い続けた事を褒めてあげたいと思います。
彼等はこんな過酷な状況でも凡ミスで落胆させた事などなかったのですから。大変な精神力だと思います。
胸を張って欲しいですね。
同じくこの日に敗れてしまった青森山田高校も。

今回は前回とはまた色合いの異なる驚きがたくさんありました。
本当にサッカーって面白いですね。

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サッカーと戦いとビックリ玉手箱 第84回全国高校サッカー選手権 2回戦 中京大中京×滝川第二[生観戦]

高校年代サッカー
01 /03 2006
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
FC東京にとって、サッカーにとって、
そしてあなたにとっていい年でありますように!!

我がブログも新年を機に大幅リニューアル。
どこが、て口調がです。
今回からですます調に再挑戦ですよ。

新年生観戦一発目は高校サッカー選手権です。
本当は小澤君がいる青森山田の試合を観たかったのですが、葉っぱは大嫌いなのでパス。
やたらと大きな袋を持った人の多い中、電車に乗って等々力へと向かいました。
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雨の等々力もなかなか絵になります。
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カードは中京大中京×滝川第二。
一階席では中京大中京のチアガールが早くも応援を始めており、高校生の大会らしいみずみずしさを感じました。
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整列して試合開始。
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私は今大会No.“2”ストライカーとの呼び声高い森島康仁選手に注目して試合を観始めました。
前半の主導権を握ったのはその9番森島率いる滝川第二でした。
全員がしっかりとパスを繋いでいるうちに、森島の周りを衛星のように動き回る17松本が空いたサイドを突いてそこからラストパス、あるいは森島がポストプレーから17にスルーパスを出す場面が多く見られました。
しかし、ラストパスは精度を欠きミドルも枠に飛ばず。
一方の中京大中京は硬い守備から14伊藤を軸にカウンターを仕掛けますが枚数が足りずフィニッシュの場面はあまりありませんでした。
締まってはいるものの驚きに欠けたまま前半を終えました。

屋根がついているとはいえ雨が振る中での観戦。
体を芯から温めてくれるのは……



やっぱりラーメンです。
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何の変哲も無いしゅうゆ味。
そこがいいんです。
こんな寒い日に吹きさらしの中で食べるラーメンは無心にすすれる味が一番なんです。
雨と気温との見事なコラボレーションによって名店にも勝る美味でした。

安らぎを経て後半へ。
後半立ち上がりの主導権を握ったのも滝川第二でした。
しかも今度は何度か森島が決定機を迎えました、が入れられず徐々に流れが中京大中京に傾いていき14伊藤が素晴らしい個人技を仕掛けました。
苦しくなっていった滝川第二ですが久々に得たチャンスをモノにします。
69分、CKからDF5大久保が見事なヘディングシュートを決め先制に成功しました。
これで勢いに乗って攻めにかかる滝川第二ですが、中京大中京の伊藤の輝きが更に増し必死に応戦。
しかし、中京大中京には哀しい事に攻撃のタレントが伊藤以外にいませんでした。
使う選手も使われる選手もいない中でもポスト、突破、シュートと孤軍奮闘する伊藤ですが流石に限度があります。
滝川第二は決定力とDFの安定感こそ無いもののパスの精度、連動性に優れ総合力では敵いません。
最後は一か八かの賭けに敗れて森島に止めを刺されジ・エンド。
試合は2-0で滝川第二の勝ちとなりました。

見事勝利した滝川第二
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惜しくも敗れた中京大中京
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高校生のトーナメント大会には残酷な美しさがあり、人を惹き付けて離しません。
レベルが多少下がろうとその美しさに一辺の翳りも見当たらないのです。

既にお気づきと思いますが、この試合で最も目立った選手は中京大中京の14伊藤翔選手です。
非常にボールタッチが柔らかく、ワントラップで相手を交わす技術がある上にスピードもあって当りも強くいける。
シュートの精度に関しては確認できる場面が少なかったので、気付いた欠点は天才肌にありがちなムラッ気を少し感じたくらいです。
まだ2年生、これからが非常に楽しみです。
来年は今年の守備力にもう一人二人攻撃のタレントがいるといいですね。

注目していた森島は最後に決めたものの1対1を外すなど精彩を欠いていたようです。
フィジカルは他を圧倒しているのですがPA内の動きやシュートのタイミングにはあまりセンスを感じませんでしたし、ポストになった後のパスも同様です。
この試合を観た限りでは大久保や平山を観た時のような怪物感は感じませんでした。
これから調子が上がっていくといいですね。

やっぱり今年もサッカーは楽しいな。
22人も集まってたった一つのボールを蹴飛ばしあうだけなのに何でこんなに面白いんだろう。

さて、1月2日といえばあらゆるところで初売りという名の戦の火蓋が気って落とされる日ですよ!
そう、来る途中に見た大きな袋、あれは福袋などの戦利品だったのです!
私も遅ればせながら新宿へと馳せ参じました!!

途中の山手線車内で景気復活を感じるこんな洒落た広告を見ました。
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これ、しっかりと布生地で作られているんですよ。
飾りも凝ってるし、随分と金が掛かっています。

新宿に着いたらいつにも増して人、人、人。
がらんとした他の街とはまるで別世界でした。

人の荒波を掻き分け、いざ戦場へ。
服にあまりお金をかけていない私にとってこの戦いは絶対に負けられない戦いです。
しかし、実は本来セールや福袋というのは実は玄人向きですよね。
セールや福袋で売られる商品というのは選りすぐりのクセモノ揃い(笑)
上級者はそのクセモノを華麗に着こなしてしまうのでしょうが、私のように脱オタ狙いのような人間はクセモノを掴んだが最後、あっさり喰われてしまいます。
ですから、ブランド物で安いからといって安易に飛びつかず慎重に吟味する事が大切なんです、て誰に向かって言っているんでしょうか(笑)

以上の事を肝に銘じて慎重に、






しんちょ~~に選び抜き






勝ち取った戦利品が






コチラ!!
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これで今年の青赤生活は充実間違いなし!!
安かったし何気にブランド品だしおれって賢いぜ!!
(・∀.)ギャハハハハハハハハ………

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まだだ!まだ(セールは)終らんよ!!

写真では分かり難いかもしれませんが、こんな時に限ってどれも付録付きの為中身を確認できずに買いました。
でも、私のレベルならどれ読んでも参考になるでしょうけどね。
右の雑誌なんて「開けてビックリ玉手箱」ですよ。
ファッション雑誌を買うのは中学生時代以来(CanCamなら去年買いましたがw)なので楽しみです。
夜通し読まなきゃ!



まさか本当にビックリさせられるとは……。

玉手箱を開けたい方は続きをどうぞ。(グロ?注意)

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